このテの問題は少し変で、何が変かと言うと、ただ単に「計算せよ」と丸投げしていることなんですよね。意味として孕んでいるものに対して言葉がフワフワしすぎている。勿論、式を簡単にして欲しいだけなんだろうけど…
さて、教育数学への愚痴はここまでにして、解説をしましょう。この問題での「計算せよ」は「式を簡単にせよ」なので、式を簡単にしていきます。まあ身も蓋もない話をすれば約分ですね。基本的には「因数を約分できるか」という、単なる数の時と変わらないので、1の(1)と(2)は指数法則に気をつければそのように解けます。それ以降は多項式の因数分解をして、共通の因数で約分するだけです。
やってることは非常に簡単で、単なる約分なんですよね…
