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古典について

助動詞の意味が覚えられなくて焦っています
どなたか助けてください

古典 助動詞

回答

✨ ベストアンサー ✨

人それぞれ覚えやすい覚え方は違うと思うのですが、一つの例として私が覚えたやり方を載せますね。

○種類分け
例えば全体的に打消の意味をもつ「ず」「じ」「まじ」や、推定の意味を持つ「めり」「なり」「らし」などのように、完了は?過去は?とグループ分けをする方法です。大雑把な意味が身につくと思います。

○兄弟分け
上記の中でも、特に繋がりが深いものを探します。例えば、「む」「けむ」「らむ」なんかはおもしろいですよ。順に、「推量」「過去推量」「現在推量」の意味ですが、これらが接続する語も「未然形」「連用形」「終止形」と見事に順番通りなんです!

○進化・真逆分け
その名の通り、大筋の意味は全部同じなのに途中から付け足しのように増えていったり、全く真逆の意味を持つ助動詞同士というものがあります。進化系なら「む」と「べし」、面白いことにこの二つの助動詞には真逆の助動詞があって、順に「じ」「まじ」です。
※これを応用すると、文中の「む」は訳出しなくても可能なように、文中の「べし」も「む」の進化系だからということで訳出しなくても大体意味が通ります。

○現代語
これはかなり少ないのですが、「らし」とか「たし」とか「ごとし」とか。推定の「らし」は現代語の「らしい」に似ているし、願望の「たし」は「〜たい」、比況例示の「ごとし」はそのまま現代語でも使いますよね。

○ゴロ
ここからは細かくなります。古文の助動詞にもゴロがあるものもあって、推量「む」なら「す、い、か、か、え」、「べし」なら「か、い、す、ぎ、と、め、て、よ」。最低でもこの二つを覚えてしまえば、真逆分けでやったように「じ」と「まじ」も自ずと意味がわかります。

○成り立ち
かなり細かいですが、余裕があれば。
推定の「なり」と「めり」を使い分けなきゃいけない!っていう時に、じゃあどっちを使うのが正しいのか、は成り立ちを知っていると簡単です。※諸説あります。
「なり」の方は「音(ね)」+「あり」
「めり」の方は「目」+「あり」
つまり、聴覚的な推定であれば「なり」だし、視覚的な推定であれば「めり」を使うのが正しいのです。

挙げたらキリがないのですが、役に立つのはこの辺でしょうか。あとはもう根気と経験で覚えていくしかないですね。頑張ってください!

ゲスト

本当にありがとうございます
参考にして頑張ります

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