Question

るた

A.0.16g
解答では、発生した水素の体積200mlから水素の物質量を求めて、そこからアルミニウムの質量を求めています。

ここで質問なのですが塩酸の体積25mlから塩酸の物質量を求めてそこからアルミニウムの物質量を求めてはいけないのでしょうか？答えが違ってきます。

17 . 金属と酸の反応左アルミニウムに塩酸を作用きせ
て水素を発生させた。この実験において, 加えた塩酸
の量と発生した水素の体積(標準状態)の関係は, 図の

グラフのようになった。次の各問いに答えよ。ただし,
有効数字は 2 桁とする。

(1) この実験の反応を化学反応式で示せ。

 

(2) この実験で用いたアルミニウムの質量は何 g か。             25      %
(3) この突験で用いた塩酸の濃度は何 moL か。                            電了(mL)

(09 神戸松牙女子学院大)

(原子量) C=12 0=16 Na=23 Mg=24 Al=27

Answer 1

✨ ベストアンサー ✨

🍇こつぶ🐡

結論から言うと、塩酸のモルからは無理。

理由
問い(1)→(2)→(3)の順に普通は解きます。
(1)は先にやるとして、(2)を解くためには、まず使った塩酸のモルまたは水素のモルが必要です。一見どちらでも良い感じがするのかも知れませんが、塩酸25mLをモルに出来ないからアルミのモルから質量が出ません。何故なら、塩酸のモル濃度が分からないから。塩酸のモル濃度は(3)で解くわけですが、そのためには、(2)が必要です。

つまり、(3)を(2)より先に解くためには(2)の数値が必要です。結局、発生した水素の体積から反応したアルミを出さないことには、塩酸のモルが導けない。だから、(2)から(3)を解くしかないのです。

問いが複数につながる誘導問題はどちらでも解ける場合もありますが、無理な場合もあります。グラフの横軸が塩酸のモルなら可能ですが、そんな問題にするとみなさん解いてしまうからわざと体積にして迷わせるのです🙇

るた

なるほど…！詳しくありがとうございました。
とてもスッキリしました。

ちなみになのですが、水素は標準状態と書いてあり、塩酸は標準状態と書いてないから(2)で塩酸は使えないと言われたのですがそれはあっていますか？

🍇こつぶ🐡

水素は気体だから標準状態1mol,22.4Lで計算できますが、塩酸は溶液だから標準状態はありません。標準状態は気体で成り立ち、アボガドロの法則由来の数値です。

塩酸には標準状態と書いていないからでなく、標準状態が塩酸にはないのです。塩化水素ならあります。よって、モルがすぐ求められない。この問題は化学基礎でしょうか？気体は標準状態なら何でも22.4L。化学なら、標準状態でなくても、状態方程式からモルは求められます。先ほども記載しましたが、塩酸からモルを求めるためには標準状態でなくモル濃度が出ないとモルが出ないということです。

スッキリしたのであれば、解決済みにして頂けると助かります🙇

るた

なるほどですm(__)m
友達もお礼しています！笑
ありがとうございました😊

🍇こつぶ🐡

いえいえ🙇