✨ ベストアンサー ✨
画像参照🙇
操作エの時、
ナトリウムフェノキシドは、フェノールのNa塩、安息香酸ナトリウムは安息香酸のNa塩となっています。Na塩は電離してますから水層です。ここに二酸化炭素を入れると、酸性の強さが、カルボン酸>二酸化炭素>フェノールだから、ナトリウムフェノキシドは二酸化炭素と弱酸遊離反応し、フェノールができます。二酸化炭素よりフェノールが弱酸だから、弱酸塩に強酸を入れると弱酸が遊離します。二酸化炭素は普通は弱酸ですが、フェノールよりは強酸です。安息香酸ナトリウムはカルボン酸でできた塩だから、二酸化炭素では弱酸遊離しないから、そのまま水層に残ります。
炭酸水素ナトリウムを二酸化炭素の代わりに使っても、反応しませんから分離できない。
理由は、ナトリウムフェノキシドも安息香酸ナトリウムも塩であり、炭酸水素ナトリウムも塩だから、塩同士は反応しません。炭酸水素イオンは二酸化炭素より酸性が強いから、その辺と混同されているのかな?
弱酸遊離は塩と酸が反応します。塩と塩では反応しません。長くなりました。以上です。
エーテル層に、フェノールと安息香酸が仮にいたら、炭酸水素ナトリウムはフェノールより強く、安息香酸より弱いと思っていたら大間違いです。炭酸水素ナトリウムは塩基であり、フェノールと安息香酸はどちらも酸だから、この場合、酸塩基反応をどちらの物質も行い、Na塩となり、水層行きです。つまり、分離できません。
分液ロートというか、エーテル層と水層の二層は、密度小さい層が上。つまり、エーテル層が上、水槽が下。フェノールは水に溶けないから上のエーテル層となります。
追質問はかまいませんが、ずっと長くなるといつまでも質問が終わらないから(私はずっと質問が長くなるのが苦手なので)、一旦回答待ちを解決済みし、追質問されるか別スレッド立て、他の方の意見を求めることを推奨いたします。理解されても回答待ちですと私は削除しますので。詳しくはプロフィールを参照されて下さい🙇
すいません。ありがとうございました。
いえいえ。解決済みされたら回答残しますが、このまま放置だと削除します。質問して放置はダメなので。他の方の回答待ちの場合もあります。そういう場合、私は撤退しますので🙇
なるほど!
そしたら、エーテル層にフェノールと安息香酸がいるなら、炭酸水素ナトリウムを加えると分離できて、
水層にナトリウムフェノキシドと安息香酸ナトリウムがいるなら、二酸化炭素を加えると分離ができるということであってますか?
そして追加で質問させていただきたいのですが、操作エのあと、「水槽から遊離」「上澄み液」と分かれていますが、これはどのように分かれているのでしょうか?
水溶液が上で、フェノールが下なのでしょうか?