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画像参照
酸化と還元は同時に同じ反応式にあります。左辺に必ずあります。
一方が酸化剤なら他方は還元剤です。
酸化力が強いとか相手を酸化する力が強い。つまり、還元剤です。
さて、a式だとFeが+3→+2に自分は還元してます。だからSnを+2→+4にしたから酸化力は強いとなります。
同様にb式だとFeは+2→+3に還元されてます。つまり、クロム酸イオンの酸化力がFeより強いとなり、解答は選択肢③となります🙇
少々省略して説明しました。不明点あれば聞いて下さい🙇
質問文の、「電子を奪う強さ」とは、「電子を奪う(=相手を酸化する)強さ」となります。
つまり、相手を酸化する力(自分は還元されている力)とは、相手中心で考えても、自分中心で考えても良いですが、私はFeを自分と考えて、自分(Fe)が酸化されているか還元されているか考えます。
a式は自分(Fe)が還元されてますから、酸化力が強い。だからFe2+>Sn4+ (左辺にどちらもあるから、このイオン式)
b式の自分は酸化されました。誰に酸化されたかというとCr2O7^(2-)にです。だから、Feより二クロム酸イオンが酸化力がある。
これより、自分(Fe)真ん中で、一番が二クロム酸イオンでラストがSnイオンの選択肢を選びます。
この問題はマークシートですから、まず、真ん中にFeがある選択肢を選びます。
すると、③④以外は削除となります。
④は順番が違いますし、真ん中のFeイオンの価数が+3だから、瞬殺で選択肢③が解答になります。酸化力の話は左辺にしかありませんから、最初のFeは+2だから、そういう部分をしっかり分かっていると、この問題は20秒もかからず答えが出ます🙇
質問さんの考え方でOKです。
H+もありますが、H2Oになっているから(無視はしてませんが、結果的にはHの酸化数が+1で変化なしだから、酸化還元には関係なく、無視みたいな感じかも)。
酸化と還元は左辺にたくさん物質があっても、二つの元素の酸化数しか関係ないから、
Feが増えたなら、二クロム酸イオンのCr(+6)から、右辺に行くとCr3+になっています。だから+6→+3となり(左辺のCrは1個で酸化数計算します)、酸化してます。
よって、b式はFeとCrだけ見ればOKとなります。
慣れですが、H+は単体が発生するか水素化物が出てこない限り、酸化還元の酸化力には出てきません。今回はFeとCrの酸化数変化がすぐわかるから、他の元素は調べなくて良いとなります🙇
左辺のH+(酸化数は+1)
右辺のH2OのH(酸化数は+1)
理由 化合物の酸化数合計は0
化合物中のOの酸化数は-2より
よって、H+の酸化数は+1のまま、変化なしだから、この反応での酸化力には影響無し🙇
詳しく教えていただきありがとうございます
理解できました
理解され、良かったです
すみません、個人的な解釈になってしまうかもしれないのですが
bの式はクロム酸イオン?が還元された、つまりFeを酸化した
という考え方でも合っていますか?
あと少し気になっているのですが
H+や水は無視してもいいのですか?