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ナトリウムフェノキシドからフェノール、サリチル酸ナトリウムができるのは、どちらも弱酸遊離反応を使っています。二酸化炭素はフェノールより強い酸だから、ナトリウム塩だったフェノキシド部分がOH、つまり、フェノールになります。
サリチル酸ナトリウムも同様ですが、フェノールを高温高圧にすると、二酸化炭素がオルトについたサリチル酸ナトリウムができます(実際はオルトパラにつきやすいため、パラサリチル酸ナトリウムもできますが書いていない)。
サリチル酸ナトリウムのCOONa部分は、(二酸化炭素はカルボン酸より弱酸だから弱酸遊離反応が起きず)塩になります。だからフェノキシド部分がOHになり、カルボキシル基はナトリウム塩になります🙇
二酸化炭素がOHの隣にくっつくのは簡単ではないから、そこで高温高圧にしてます。理由があって高温高圧ですが、上の内容で理解できるならそれで、できないなら暗記となります🙇
なるほど!ありがとうございました。
高温・高圧や常温・常圧は暗記すべきところですか?