あくまで個人的な感想です。
「手」「握る」が二回ずつ出てくるのは、もったいないです。もちろん言いたいこと、その意味は違いますが、字数の制限がある短歌で似たような表現が繰り返し出てくるのは、よほど効果的なものでない限りはおすすめしません。
例えば「友達と 汗握り合い 苦笑い」というのはどうでしょう。「握り合い」とあるからには手をつないでいるのは読み手に伝わります。また「汗握り合い」という表現は、それだけを見ると日本語として成立していないかもしれませんが、短歌の中で前後の文脈を踏まえた上で二重の意味(実際に手を握り合うことと、手に汗握るという慣用句として)を持たせることはできます。そうするとジェットコースターをより描写するための七文字の余裕が生まれます。
ご参考まで。
ありがとうございます。参考になりました!