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最初NaOHがX mol、NaHCO3がY molあったとする。
電離一段階め①②
NaOH + HCl → NaCl + H2O …①
X mol X mol
Na2CO3 + HCl → NaHCO3 + NaCl …②
Y mol Y mol Y mol
電離二段階め③
NaHCO3 + HCl
Y mol Y mol
→ H2O + CO2 + NaCl …③
さて、③で使ったHClと、②で使ったHClは同molだから、③は追加の塩酸3.5mL分。つまり、同じY mol使用したNa2CO3分。
最初に塩酸10mL入れたときは、(10-3.5)mL、つまりこれはNaOH分のmolと反応。
第一段階で、フェノールフタレインを入れ、中和し、pHグラフは下降するから、□11は、赤→無色①。第二段階で、メチルオレンジを入れ・酸性に変化するから、黄色→赤となる(この部分は問題文に書いてある)。
3.5mLがNa2CO3分、6.5mLがNaOH分になり、使用した塩酸のモル濃度が0.10mol/Lであり、□12番と、□13番はmol/Lを聞いている。
塩酸と反応するNaOHもNaHCO3も塩酸と同mol反応し、使用した混合溶液が10mLだったから、mol/Lにするのに、100倍する。以上を式にすると、
□12 = 0.10×(6.5/1000)×100
= 0.065 mol/L
□13 = 0.10×(3.5/1000)×100
= 0.035 mol/L
※この二段階滴定の操作をワルダー法といいます。
いえいえ😊
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