回答

✨ ベストアンサー ✨

最初は溶媒しかないので、純粋に溶媒だけの体積で始まる。
ここから溶質が入っていって、体積が変わる。
要するに微分方程式の初期条件を適当に定めたということです。

問題文に書いてない!なんていうのは高校生だけにしてくださいね。。。課題を抽出・設定できる人材を生み出すのが大学というところです。

ホッサル

回答頂きありがとうございます!🙇‍♂️
確かに自分で式が意味するところを汲み取れなければ大学院なんていけませんよね😅
これからもっと勉強して、自分で課題を見つけて取り組める人材になれるように頑張ります💪

あいたん

課題発見の能力は、いくら教科書読んでも身につきません。「お勉強」ばかりしていた大学・大学院の同級生は、いまメーカーの開発職でまったく活躍できずに、周囲から煙たがられてます。

大事なのは主体的に、体当たり的に、目的を自分でもって、物事にあたることです。その意味では、教科書でのお勉強なんかよりも、いろんな課外活動をやるほうが有意義です。

それから、たぶん、まわりも英語はできて当たり前、化学はできて当たり前、というものです。つまり、周りができないことをできるようになることが重要で、たかが大学院進学のために二年生のうちから準備する・・・なんてのは、一番やってはいけないことだと、私は自分自身の経験から、強く思います。

ホッサル

そうなんですか。。。
そう言われると自分の人生プランを見直した方が良い気がしてきました。
ただの一大学生のためにここまで親身になってアドバイスしていただき本当にありがたいです🙇‍♂️
しかし、課外活動といっても具体的に何をすれば良いものか全く思いつきません。。。
もう少しあいたんさんの経験談を聞けたりしたら感無量です!
ちなみに自分の今までの考えでは、阪大か九大の大学院に進学しておじいさんになるまで研究できたらなーって感じだったんですけど、やはり甘い考えなのでしょうか。。

あいたん

課外活動はなんでもいいです。システム開発の会社でプログラマーのアルバイトをするとか、フリーペーパーでもなんでもライターをやってみるとか、中国語やアラビア語の語学学習をしてみるとか。何かチームで競技会とかにでるとかも。まあ、とにかく、なんでもいいと思います。

私自身は、大学のときはサークルで漫画レビューの雑誌とかつくってました。ファミ通のクロスレビューみたいのを書くんですが、毎回毎回、お題になる漫画全巻セットを渡されて、決まった文字数でレビュー書くわけです。これは結構難しくて、文章作成のいい訓練になりました。

あいたん

ほかには、社会問題をかんがえる研究会に入ってました。シールズとかが流行る前だったのであまり目立つものではなかったですが、貧困、資源、戦争、格差といったテーマで論説文を買いたりしながら、論議をする研究会でした。これは、単に読んだ本とか資料とかを要約するだけではだめで、自分の意見というもの、内面を見つめるという作業が必要で、なかなか苦労しました。大学の文化祭では講演会を開いて、外部講師を招聘するとか、当日は前に立って司会進行をするとか、そういうこともやりました。いい経験になることが多かったですね。

あいたん

漫画レビューのほうは書店にもおかれたり、「このマンガがすごい」とか春秋にもとりあげられたりして、目立つものもありました。OBには講談社でマガジンの編集長なった人もいたとかで、みんな漫画への情熱が強くて感心しましたね。

プログラミングが全然できなかったので、大学三年のころ、ようやく本腰いれて特訓しました。三年の冬にはそれなりに自信もついて、情報系の学生とも多少は会話できるようになりました。

四年生からは英語のやり直しに力入れました。アメリカの子どもむけ絵本をたくさん買ってきて、それを読む。児童用の薄いブックリーダーをたくさん読む。とにかくたくさん読んで、読んだ単語数をエクセルにつけて、実績を確認して、やる気を維持しました。最終的に

あいたん

目標100万語にたいして、250万語くらいになりました。この多読はとても良くて、英語を前から聞いて理解する力が格段によくなりました。

大学院の入試は3ヶ月前くらいから準備しました。まわりからすると、すこし早いほうでしたかね。過去問あつめてきて、通り一編解いて、というところですね。

あいたん

ホッサルさんが阪大か九大の大学院に入って、というのを目指しているのはよいことだと思います。
ただ、そこに集まっているのは、二年生のうちからみっちり大学院入試に備えていたような人ではなく、四年生になってから、あるいは三年生の終わりのほうからちょこちょこっと準備して、すこし勉強したら受かりました・・・という人ばかりのはずです。

というのは、そのくらいの頭の良さでなければ、求められていないということだと思います(法科大学院は違いますが、ほかのほとんどの大学院はそんな感じです)

あいたん

それから、情報系の技術が急激に自然科学に入ってきてます。
たとえば、化合物半導体の組み合わせ、有機合成の反応経路、蛍光物質の発光効率などは、すでに実験などせずとも機械学習の手法で解けるようになっています。

変わったところでは、応用言語学の自動翻訳の原理を応用して、高い精度で有機合成の反応経路を導いたという研究も報告されています。

単純な記憶力ではコンピューターにはかないません。パズルは組み合わせ問題で、囲碁将棋のように、コンピューターが得意です。有機合成や物質探索はすでにこういう組み合わせ問題に定式化されつつあって、そう遠くないうちに、人間の化学者は「コンピューターの下請け」になるともいわれています。

あいたん

なので、こういう情報系の素養やスキルを磨いていくことも、これから何十年というキャリアのためには必要になるかもしれません。

「おじいさんになるまで研究デキたらなー」というのは甘くて、プロの研究者として生き残るには論文ノルマをこなし、大学業務をこなし、学会仕事をこなし、飲み会にでて、たくさんのボランティアをやって、ということをしつつ、高い対人能力と政治力も必要です。いまからガリ勉目指しているようでは、到底おぼつきませんよー 

ホッサル

こんなにも長文で答えて頂き本当にありがとうございます🙇‍♂️
あいたんさんがしてきた具体的な活動を聞けたおかげでイメージが持てました!ただ勉強するだけではコンピュータには勝てないし、大事なのはコンピュータにも他の人たちにもできないことにモチベーションを持って取り組むことなんだと気付かされました。そのためにいろんな課外活動は必要なんですね。。
残念ながら私は地頭が良い方ではないので、数ヶ月の勉強で大学院に行けるような気がしませんが、夢は諦めたくないので必要な量の勉強はしつつ自分のやりたい課外活動に積極的に取り組んでいきたいです!お爺さんまで研究という甘い考えは捨てて、自分にしかできないこと、そしてそれを世の中に役立てる術を考えながら与えられた命を使い果たそうと思います!
これまであいたんさんから頂いたアドバイスは定期的に読み返して頭に叩き込みます。
これまで私の人生について真剣に向き合って頂き感謝しかないです。本当にありがとうございました!🙇‍♂️

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