まず、上から3行目ですが、下の写真に示す通り、マイナスが抜けています。
ある関数Yが逆関数を持つための必要十分条件は、Yが全射かつ単射であることです。
全射の例として、
Y=cosXのとき、Yは全射ではありません。
Y=Xのとき、Yは全射です。
複雑なことは省いて簡単に言うと、値域(Yの領域)が実数全体であれば全射、ということにしておきましょう。
単射の例として、
Y=e^Xのとき、Yは単射です。
Xが実数全体の範囲でY=X^2のとき、Yは単射ではありませんが、
X≧0の範囲でY=X^2のとき、Yは単射です。
簡単に言うと、1つのXに、Yは一つしか存在しません。
全射と単射について、わかりましたか?
この問題では、Xが(-∞,∞)の範囲のとき、Yは単調増加するので、Yの領域(値域)は実数全体になります。つまり全射が言えます。
また、同じこと(Yが単調増加)から単射も言えますよね?
よって、Yが全射かつ単射であることが言えたので、Yは逆関数を持つことがいえます。
ありがとうございます!理解できました(⁎ᵕᴗᵕ⁎)