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分子とは何か
分子とは、いくつかの原子が集まってできた、小さなまとまりのことです。
たとえば水(H₂O)は、水素原子が2つと酸素原子が1つくっついて、1つの水分子を作っています。
分子の中では、原子どうしが共有結合という結びつき方でつながっています。
共有結合は、原子が電子を出し合って、おたがいに電子を共有して結びつく結合です。
だから、分子の中の結合は、基本的に全部「共有結合」です。
結晶とは何か
結晶というのは、たくさんの原子やイオンや分子が、きれいに規則正しく並んでできた大きな固まりのことです。
たとえば、食塩の結晶(NaCl)や、ダイヤモンドの結晶などがあります。
結晶の中では、いろいろな結びつき方があります。たとえば
• イオン結合 → 食塩(NaCl)
• 共有結合 → ダイヤモンド(C)
• 金属結合 → 銀や鉄
• 分子間力 → ドライアイス(CO₂の固体)
結晶を構成するのは分子だけではない
→結晶を作るのは以下のような粒子たち
① 分子(共有結合でできた分子)
• 例:CO₂、H₂O、I₂ など
• 分子同士が 分子間力(ファンデルワールス力・水素結合) で集まってできる → 分子結晶
② 原子(共有結合のまま大きくつながる)
• 例:ダイヤモンド(C)、石英(SiO₂)
• 原子同士が 共有結合 でがっちりつながる → 共有結合結晶
③ 金属原子
• 例:鉄(Fe)、銅(Cu)
• 金属原子同士が 金属結合(電子の海) で結びつく → 金属結晶
④ イオン
• 例:Na⁺ と Cl⁻ → NaCl
• 陽イオン・陰イオンが 静電気力(クーロン力) で並ぶ → イオン結晶
まとめ
結晶は「分子」「イオン」「原子(金属原子・共有結合の原子)」がいろいろな結合で集まってできる。
→だから、あなたの
「結晶を構成するのは分子だけでなく、イオン、原子も加わるって捉え方で大丈夫ですかね?」
→ 大丈夫です。完全に正しいです。
本当にわかりやすくて助かりました!
ありがとうございます!
つまり、結晶を構成するのは分子だけではなく、イオン、原子も加わるって捉え方で大丈夫ですかね?
その、共有結合のまま物質を構成するダイヤモンドだったり、共有結合からできた分子どうしで、分子間力によって物質を構成したり、金属原子だったら、金属結合によって原子のまま結合されたり、イオンが静電気力によってイオンから結晶が構成されたりとかです。
みづらくてすいません