✨ ベストアンサー ✨
NaOHではいけないのでしょうか。
>NaOHだとNH2まで反応したり、SO3Hが分解したり、不安定になるから。
強塩基にすると固体で加熱すると溶解するのがこの構造式からどの様に読み取れば良いのでしょうか?
>① 塩基を加える(例:NaOH)
スルホン酸基(–SO₃H)が脱プロトン化してナトリウム塩(–SO₃⁻Na⁺)になる。→ 極性が増す → 水や加熱したときに溶けやすくなる。また、アミノ基はそのままで、塩基性条件でも安定。
② 「固体で加熱すると溶解する」理由(構造的な根拠)
強塩基で処理された場合、スルホン酸基がNa⁺塩になって:
分子全体にイオン性が生まれる。分子間の水素結合よりもイオン間の引力が優勢になる。→ 結晶構造が崩れやすくなる。
これにより、🔥 加熱すると固体が溶けてくる、という現象が起きる。つまり、Na塩に変化 → 分子間力が弱まる → 加熱で容易に溶解、という流れ🙇