理科
中学生

(7)の答えがイ(8)の答えがア、イ、ウなのですが、なぜそのような答えになるのか詳しく教えてください!!

3 技術の授業で作物の栽培について学習し、栽培して得られる果実の色の違いに興味 をもったEさんは、2023年に学校で育てたカボチャ(ペポカボチャ)について調べた ことをまとめた。また、育てたカボチャの栽培記録について、EさんはG先生と一緒に 考察した。次の問いに答えなさい。ただし、この問題における「カボチャの色」は、「カ ボチャの果実の皮の色」 を表すものとする。 【Eさんが2023年に学校で育てたカボチャについて調べたこと】 • ・カボチャは被子植物の一種である。 学校で育てた品種のものは、 図1 図Iのように一つの個体にいくつかの雄花と雌花がそれぞれ咲 き、野生ではハチなどの昆虫類が受粉を助けていることが多 い。 また、この品種は人工的に受粉させることが容易である。 受粉すると、約1か月かけて雌花の子房は成長し、 果実をつく る。その中には多数の種子ができる。 雄花 ペポカボチャの果実 雌花 学校で育てた品種のカボチャの色には、 黄色と緑色がある。 これらのカボチャの色は対立形質であり、 黄色が顕性形質(顕性の形質)、緑色が潜性形質 (潜性の形質) である。 ・学校で育てた品種のカボチャの色は、メンデルがエンドウを用いた実験から見いだした遺伝の規則 性に従って子に伝わるため、 カボチャの色を黄色にする遺伝子をA、 緑色にする遺伝子をaとして、 子における遺伝子の組み合わせや形質を推定することができる。 (1) 下線部について、次のア~エのうち、 被子植物に分類されるものを一つ選び、 記号を○で囲みなさい。 アゼニゴケ htt イサクラ ウマツ さ H スギナ 中文 (2) 下線部について、 次のア~エのうち、昆虫類に分類されるものを一つ選び、記号を○で囲みなさい。 CER アマイマイ イ ミミズ ウ クモ エバッタ (3) 下線部について、 カボチャのような被子植物は、受粉した後に精細胞と卵細胞が受精する。 ① 植物の受精について述べた次の文中の に入れるのに適している語を書きなさい。 カボチャのような被子植物の受精では、花粉でつくられた精細胞の核と ☑ 核が合体することで受精卵ができる。 その後、 ☑ は種子になる。 の中にある卵細胞の はい (2) 受精卵は胚になり、個体としての体のつくりができていく。 この過程は何と呼ばれているか。 次のア 〜エのうち、最も適しているものを一つ選び、記号を○で囲みなさい。 ア進化 イ減数分裂 ウ 発生 無性生殖 (4) 下線部について、 メンデルはいくつかの対立形質に着目することで遺伝の規則性を見いだした。 次 の文中の に入れるのに適している内容を簡潔に書きなさい エンドウの種子には、 丸形のものとしわ形のものがあり、これらの形質は一つの種子に と いう性質をもつ。このような性質がある形質の対は対立形質と呼ばれており、 メンデルは、 着目した対立 形質それぞれの純系をかけ合わせて得た子の形質から、 顕性形質と潜性形質の関係を見いだした。 (5) カボチャの色の遺伝子の組み合わせがAaであるカボチャの雄花から得られた花粉を、遺伝子の組み 合わせが Aaの雌花に受粉させると、多数の種子 (子にあたる個体)が得られた。得られた多数の種子に おけるカボチャの色の遺伝子の組み合わせについて述べた次の文中の ② に入れるのに最も適し ていると考えられる数を、あとのア~エから一つ選び、記号を○で囲みなさい。 Aaの雄花の花粉をAaの雌花に受粉させて得られた多数の種子のうち、 遺伝子の組み合わせがAa となるものは、 全体の約 %であると考えられる。 ア 100 ② イ 75ウ 150 25
【2023年に学校で育てたカボチャの栽培記録 】 やく柱頭につける 図IIのように、おカボチャの色が黄色になる純系の個体に咲い図Ⅱ 筆を用いて花粉を た雄花から得られた花粉を、カボチャの色が緑色になる純系の 個体に咲いた雌花に受粉させると、約1か月かけて子房を含む の部分が成長し、カボチャの果実 (果実I)がつくられた。 果実1の皮の色はすべて緑色であった。なお、受粉させる際に雌 花を観察すると、すでにめしべに花粉がついている雌花は一つ もみられなかった。 入 柱頭 果実 雄花 HETE 受粉後、約1か月で 果実がつくられた (6)下線部おに示す雄花が咲いた個体における、 カボチャの色の遺伝子の組み合わせとして正しいものは どれか。次のア~エから一つ選び、 記号を○で囲みなさい。 7 AA イ Aa ウ a a エ AAとAa 【EさんとG先生の会話】 Eさん: カボチャの色について、 黄色が顕性形質で緑色が潜性形質であるということから、2023年に 得られる果実 I の皮の色は、 すべて黄色である。」 と予想したのですが、受粉させて約1か月後 に得られた果実 I の皮の色はすべて緑色でした。 なぜでしょうか。 G先生: いい点に気付きましたね。 今回のカボチャの色の遺伝について整理しましょう。 カボチャでは 受粉後に、 精細胞と卵細胞が受精することで新たな遺伝子の組み合わせをもつ受精卵ができま す。 そして受精卵は細胞分裂を行って成長し、 種子の一部になります。 一方、果実は図IIに 示すように、 受粉後に点線で囲んだ部分が成長してつくられます。 果実をつくる細胞は生殖細 胞ではないため、 果実をつくる細胞がもつ遺伝子は受精の前と後とで変わることはありません。 Eさん:そういうことでしたか。 果実 Ⅰ の皮の色がすべて緑色になった理由が分かりました。 先生のお 話をふまえると、 皮の色が黄色の果実のみを得たい場合、 どのような個体を用いて受粉させれ ばよいかが分かるのですね。 G先生:その通りです。 Eさんが興味をもった果実の形質について、 遺伝の規則性を参考にすることで 予想できるのです。 次のカボチャの栽培も楽しみですね。 車 (7) 下線部について、 図Ⅲはカボチャの受精卵を模式的に表したものであ り、染色体K L Mには卵細胞から伝わった遺伝子が、 染色体K'、 L'、 M'には精細胞から伝わった遺伝子が含まれている。 次のア~エのうち、 図Ⅲの受精卵が細胞分裂を終えた直後の2個の細胞を模式的に表した図と して、最も適しているものはどれか。 一つ選び、記号を○で囲みなさい。 ウ 図Ⅲ 染色体L' 染色体K' 染色体M' 染色体K 染色体L 染色体M H ア イ ....... (8) 下線部園について、次のア~オに示した人工的な受粉のうち、受粉の約1か月後に得られる果実の皮 の色がすべて黄色になると考えられるものはどれか。 すべて選び、記号を○で囲みなさい。ただし、AA、 Aa、 aa は、 カボチャの色の遺伝子の組み合わせを示しているものとする。 アAAの個体に咲いた雄花の花粉を、 Aa の個体に咲いた雌花に受粉させる。 イ Aaの個体に咲いた雄花の花粉を、 AA の個体に咲いた雌花に受粉させる。 aaの個体に咲いた雄花の花粉を、 Aa の個体に咲いた雌花に受粉させる。 Aaの個体に咲いた雄花の花粉を、 aa の個体に咲いた雌花に受粉させる。 エ オ aaの個体に咲いた雄花の花粉を、 aa の個体に咲いた雌花に受粉すので

回答


細胞分裂する際に、細胞は、染色体を2倍にしてから分裂します。なぜ2倍にするかというと、もし、2倍にしなかった場合、分裂するたびに染色体が減っていってしまいますよね?それでは困るので、分裂前に2倍にします。だから、分裂前後で、染色体の本数が変わっていません!

ウがなぜ正しいのかは説明できないのですが、その他は分かるので解説します!

aaが潜性をAAとAaが顕性を表すのはご存知ですか?
黄色の果実のみ、言い換えるなら、AAかAaの果実を作れば良いわけです。aとaを組み合わせれば、緑色になってしまいますよね?なので、エとオは異なります。

少しでもお役に立てれば嬉しいです!

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