化学
高校生
問題文に近似して良いと書いてなくても近似するものなのですか?
p.170~174合知
5 電離平衡 Op.170~174
(1)0.10mol/Lの1価の弱酸 HAの水溶液がある。 ある温度でのHAの電離定数は
4.0×105mol/Lであり,次の電離平衡が成りたっている
HA⇌ H+ + A¯
(a) HAの電離定数 K を [HA], [H+], [A-] を用いて表せ。
(b) 水溶液中のHAの電離度 α を求めよ。
(c) 水溶液の [H+] を求めよ。
(d) 水溶液のpHを小数第1位まで求めよ。 10g102 = 0.30
(2) 0.10mol/L アンモニア水のpHを小数第1位まで求めよ。 ただし, アンモニア
の電離定数はKb = 2.3×105mol/L, 水のイオン積はKw=1.0×10-14mol/L'.
v2.3= 1.5, log102 = 0.30, 10g103= 0.48 とする。
考考えてみよう!
●
6 0.10mol/Lの CH3COOH 水溶液が10mL あ
る。この水溶液を0.10mol/LのNaOH水溶液で
滴定したところ, 図の滴定曲線が得られた。
13
11
③
9
(1) 図の①ではpH = 2.8であった。 この酢酸の
電離定数 K を求めよ。 10-0.8 0.16
•②
pH 7
=
LO
(2)図の②では生じた塩の加水分解が起こり,弱
塩基性となっている。 加水分解の反応式を
示せ。
5
3
0
0
10
20
(3)図の③のとき,水溶液中に最も多く存在す
るイオンの化学式を答えよ。
滴下量 [mL]
15
20
30
5(1)(a) K =
[H+] [A]
[HA]
(b) 2.0×10-20
(c) 2.0×10-3 mol/L
(d) 2.7
(2) 11.2
(1) (b) HA H+ + A¯
(a)
(電離前)
0
0
[mol/L)
(変化量)-ca
+ca
+ca
(mol/L)
(平衡時) c (1-α)
(J)
ca
ca
[mol/L)
1-α ≒ 1 と近似できるので,
Ka
=
[H+] [A]
[HA]
(ca)2
= ca²
c(1-a)
Ka
α>0より,α =
C
c = 0.10 mol/L, K₁ = 4.0 × 10-5 mol/L
代入すると,
(2) CH3COO-+ H2OCH3COOH+OH-
(3) Na+
解説 (1) 電離度をα とすると,
CH3COOH
H+ + CH3COO-
(電離前)
C
0
0
[mol/L]
+ca
+ca
[mol/L]
(変化量) ca
(平衡時) c (1-α)
ca
1-α ≒ 1 と近似できるので
[H+] [CH3COO-1_
[CH3COOH]
ca [mol/L]
(ca) 2
c(1-a) = ca²
Ka=
K₁
a =
より, [H+] = ca=√cKa
C
より,
pH = 2.8 | J,
[H+] = 10-2.8mol/L=1.6×10mol/L
[H+]=√cKa
[H+] = √cK = 1.6×10-mol/L
0.10mol/L×K = (1.6×10-3mol/L) 2
K = 2.56×10-5mol/L≒2.6×10 -5mol/L
(3) 図の③付近では,pHは中和点をこえて
NaOH水溶液を滴下しており,NaOHと
CH3COONa の混合水溶液となっている。
それぞれがほぼ完全に電離しているので,
最も多く存在するのは Na+である。
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