✨ ベストアンサー ✨
正確には、どの係助詞も係り結びがおきています。
「こそ」の結びは已然形、
「ぞ、なむ、や、か」の結びは連体形です。
ではなぜ「は」と「も」がなぜ係り結びとして取り上げられないかというと、「は」と「も」の結びの語は終止形になるからです。
例えばですが、
「花は咲きたり。」という文があったとすると、
係助詞「は」の結びは、存続の「たり」の終止形です。
文の最後は終止形って決まってるじゃん!!じゃあ別にわざわざ係り結びって意識しなくてもいいよね〜ってなったのです。
そして、余談ですが、「は」と「も」が重要になるのは、他の係助詞とセットで使われる時です。
係助詞の「も」に、同じく係助詞の「ぞ」「こそ」がついて、「もぞ」「もこそ」のようになると、
「~すると困る、~したら大変だ」という
危惧(不安や心配)の意味を表すようになります。
例えばですが、
「烏などもこそ見つくれ。」は、
「烏などが見つけたら大変だ。」と訳します。
意外と重要なので、覚えておくと役に立つかもです。
係助詞の「や」と「か」に、同じく係助詞の「は」がつくケースもよく見かけます。「やは」「かは」
「かは」は反語になる場合がおおいです。
この場合、係り結びはの結びは連体形になります。
また、係助詞の「や」「か」「ぞ」が文末に来ると、「係助詞の文末用法」として、疑問や反語、詠嘆で訳します。(これを係助詞ではなく終助詞として扱う学者さんもいます。)
これと同様に、「は」や「も」が文末に来ると、感動や詠嘆を表す終助詞的用法として扱われるというのも覚えておくといいかもです。
なるほど!ありがとうございます🙇♀️