生物
高校生
解決済み

第5回-12
③のところなのですが、抗体のところが弱毒化させた病原体や毒素じゃ無いといけないのは理解したのですが、解説文を読むと、抗体は病原体の成分では無いからダメとあったのですが、理由がわかりません。抗体がダメな理由が知りたいです🙇‍♀️
どなたかすみませんがよろしくお願いします🙇‍♀️

問5 下線部(e)に関連して, 適応免疫が関与する病気の予防 治療や疾患に関する 記述として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。 12 ① 糖尿病のうち, 分泌されたインスリンの効果が体液性免疫のはたらきに よって失われるものを, 1型糖尿病という。 ②適応免疫には自己の物質や細胞を攻撃しない免疫寛容のしくみがあり, 関 節リウマチはこのしくみがうまくはたらかないことが原因で起こる疾患であ る。 ③少量の抗体をワクチンとしてあらかじめ接種しておくことで, 細菌などに 感染したときに発症を抑えることができる。 ④ 抗体の産生量が減少し、体液性免疫が正常に機能しなくなることで生じる 生体に不都合な症状をアレルギーという。
B ヒトのからだには、外界からの異物の侵入を阻止するしくみや、侵入した異物を 自己の成分と区別して排除するしくみが備わっており,これらのしくみを免疫とい う。 免疫には、 (d) 1 物理的・化学的防御、自然免疫, 適応免疫 (獲得免疫) の三つの段 階がある。 適応免疫は体内環境を維持するうえで重要な反応であり, 応用した病気の予防や治療がある一方, 適応免疫が正常にはたらかないことが原因 となって起こる疾患がある。また,(f)エイズは, HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感 染が原因となって, 適応免疫の反応が低下する病気である。 適応免疫のしくみを (e)

回答

✨ ベストアンサー ✨

抗体は体内でB細胞が作り出すタンパク質のことを指します。
抗体は、樹状細胞やマクロファージがヘルパーT細胞に病原体の一部分を抗原提示して、ヘルパーT細胞がB細胞を活性化することで作られ始めますが、病原体の成分から作られているわけではありません。
間違ってたらすみません。

ゆる

教えてくださりありがとうございました🙇‍♀️抗体がつくられる流れ理解できました!!
生物基礎の範囲から飛んでたら申し訳ないのですが、私はよく、予防接種をするとき抗体がつくとか聞くのですが、それは弱毒化させた病原体とかを打つことで記憶細胞が作られて、もしインフルとかにかかっても2次応答されるという意味の抗体がつくられるなのですか?だから抗体を打っても記憶細胞とかがつくられないからこの問題の場合だめなのですか?

お時間がある時に教えていただけると幸いです🙇‍♀️

kanata

予防接種をすると記憶細胞が作られて、病気になっても二次応答が起こる
→その通りです。弱毒化したものでも病原体であることに変わりはないので、免疫反応が起こり、記憶細胞ができます。その結果、病原体が体内に入っても二次応答で素早く免疫反応が起こり、病気にならずに済んだり、病気になっても軽症で済んだりします。

抗体を打っても記憶細胞が作られないから
→あくまで推測なので参考程度ですが、おそらくそうだと思われます。抗原提示などの免疫反応の過程を踏んでいないので、記憶細胞は作られないはずです。なので、細菌などに感染しても二次応答が起こることはないので症状を抑えることはありません。抗体を摂取することに予防の効果はありません。
*「免疫反応の過程を踏まないので…」と言いましたが、これは細菌などに対する免疫反応のことで、外部から接種した抗体を異物とみなして接種した抗体に対する免疫反応が起こることがあります。血清療法などがそうですね。なので、血清療法を2回目以降行うとアナフィラキシーショックが起こることがあります。

ゆる

追加の質問にも答えていただきありがとうございました🙇‍♀️通知がならなくて気付くのが遅くなってしまい本当にすみませんでした🙇‍♀️こまめに確認すべきでした…
予防接種について納得しました!!ありがとうございました!!血清療法の方も2回目以降行うとアナフィラキシーショックを受けることは知ってたのですが理由までは知らなかったのですごく助かりました!!本当にありがとうございました😊

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