✨ ベストアンサー ✨
連体修飾語と言うのは、下に続く名詞にかかっていく、という意味です。
たとえば
<青い>空、という場合、<青い>は「空」という名詞を説明します。
<青の>空、といったとしたら、やはり<青の>は「空」を説明します。
<悲しい>気持ち、<悲しみの>気持ち
<不思議な>国、<不思議の>国
<幸福な>王子、<幸福の>王子
形容詞や形容動詞の語幹と言うのは、一種の名詞になります。
そのため、名詞化して使うことで、その言葉が様子を示すのではなく、何かモノとして実態を持っている感じがします。
「不思議な国」なら変わった国なんだろうな、と思いますが、「不思議の国」というと、「不思議」という実態がつまった国なのかな、と感じます。
一種の強調した言い回しと考えておけばいいと思います。
現代の日本語でそのまま訳して日本語にならない場合は、もとの単語にもどして訳せばいいです。