直し
ナン
3 過去に起こったある地震の記録や,関連する事柄を調べて、次の資料にまとめた。 (1)~(4)
の問いに答えなさい。
資料
I この地震は活断層がずれたことで起こった。
II この地震ではマグニチュードや各地の震度が記録された。 マグニチュードは地震そ
4 図のA~
で
い。 (1)
図
のものの規模を表すもので,地震のエ 図 1
150
ネルギーが約2倍になると,マグ
ニチュードの値が1大きくなる。 また,
震度は各地のゆれの程度を表すもので,
0~7の段階があり,このうち③
には弱・強の区別がある。
伝わった距離
120
P波
90
距
60
S波
30
〔km〕
0
05 10 15 20
地震が発生してからの時間 〔秒]
25
図2
III この地震では, P波とS波がそれぞ
れ一定の速さで伝わり, P波の速さは
6.0km/s, S波の速さは 4.0km/sで
あった。地震が発生してからの時間を
横軸にとり, P波, S波が伝わった距
離を縦軸にとってグラフに表すと,図
1のようになった。 また, 震源からの
距離を横軸にとり, 初期微動継続時間
を縦軸にとってグラフに表すと, 図2
のようにな
初 15
期
微
動
続
時
10
5
〔秒〕 0
震源からの距離 [km]
ⅣV この地震では,気象庁から緊急地震速報が発表され,各地で同時に受信された。 あ
る地点Xでは,地震が発生してからちょうど10秒後に緊急地震速報が受信された。
また,緊急地震速報が受信されてから地点Xで主要動が始まるまでの時間は,ちょ
うど6秒だった。
また,緊急地震速報が受信されてから,地点Xで土安動が始
うど6秒だった。
A
A
a
(1) 下線部①の活断層とは,どのような断層のことか。 簡潔に書きなさい。
1
(2)②、③にあてはまるものの組み合わせとして最も適切なものを,右
のア~エの中から1つ選びなさい。
2
ま
(3) 図2の横軸には、0以外の数値がかかれていない。 図2の横軸1目
盛りあたりの距離は何km か。 求めなさい。
103
(4)地点Xの震源からの距離として,最も適切なものを,次のア~オの中
ア 16km
イ 32km
ウ 48km
I 64km
問題の解き方
1 (1) 有性生殖では,両親から半分ずつ染色体を受け継ぐため、両親の一方と同じ形質が現れる
場合と,両親のどちらとも異なる形質が現れる場合がある。.
(4) 試験管C,Dは, オオカナダモの有無という条件だけが違うので,BTB溶液の色が変化し
たかしなかったかという結果の違いの原因が,オオカナダモにあることがわかる。 このように,
条件を1つだけ変えて実験し, 条件と結果の関係を比較対照する実験を,対照実験という。
2 (1) Aは魚類, Bはハチュウ類, Cは鳥類, Dはホニュウ類, Eは両生類, Fは節足動物,G
は軟体動物,HはA~Gのいずれにもあてはまらない動物のグループである。 セキツイ動物であ
るA~Eのうち, 地球上に最初に出現したのはAの魚類であり、魚類のあるものが進化して, E
の両生類が出現したと考えられている。
3
(3) 図1より, 震源からの距離が60kmの地点における初期微動継続時間が5秒なので 図2
60[km]
15(km)
の横軸4目盛り分の距離が60kmである。 よって, 1目盛りあたりの距離は, 4
(4) 地震が発生してから,地点Xで主要動が始まるまでの時間は、10〔秒〕+ 6 〔秒〕= 16〔秒〕であ
る。 主要動を伝えるS波の速さは4.0km/sなので、地点Xの震源からの距離は, 4.0[km/s〕 x16 [s]
64[km]
=
=
4 (1) 実線の等圧線は, 1000hPa を基準として, 4hPa ごとに引かれており、20hPa ごとに太
線になっている。 なお, 点線の等圧線は, となり合う等圧線からの気圧の差が2hPa であること
を示している。
(4) 日本付近の低気圧や移動性高気圧は、偏西風の影響により、西から東へ移動することが多い。
5 (1) 化学変化では,原子がなくなったり、新しくできたり、別の種類の原子に変化したりしな
いため、化学反応式の矢印の左側と右側で、同じ種類の原子の数はつねに等しい。 これをふまえ
な 数が1の場合、係数は省略する。
ありがとうございます!