化学
高校生

共テ2023化学基礎の大問2
問3の③が正しい記述なのですが、どういう仕組みか教えていただきたいです🙏🙏

第2問 次の文章を読み、 後の問い (問1~5)に答えよ。 (配点 20) ある生徒は、 「血圧が高めの人は, 塩分の取りすぎに注意しなくてはいけない」と いう話を聞き, しょうゆに含まれる塩化ナトリウムNaCl の量を分析したいと考 え、文献を調べた。 文献の記述 水溶液中の塩化物イオン CIの濃度を求めるには, 指示薬として少量のク ロム酸カリウム K2CrO4 を加え, 硝酸銀 AgNO3 水溶液を滴下する。 水溶液中 のCI- は, 加えた銀イオン Ag+ と反応し塩化銀AgCl の白色沈殿を生じる。 Ag+ の物質量がCI と過不足なく反応するのに必要な量を超えると, (a)過剰 な Ag+ とクロム酸イオン CrOが反応してクロム酸銀 Ag2CrO4の暗赤色沈 殿が生じる。 したがって, 滴下した AgNO 水溶液の量から, CIの物質量を 求めることができる。 そこでこの生徒は、3種類の市販のしょうゆ A~Cに含まれるCI の濃度を分 析するため、 それぞれに次の操作 Ⅰ ~Vを行い、 表1に示す実験結果を得た。 ただ し、しょうゆには CI- 以外に Ag+ と反応する成分は含まれていないものとする。 操作Ⅰ ホールピペットを用いて. 250mLのメスフラスコに 5.00mLのしょうゆ をはかり取り, 標線まで水を加えて, しょうゆの希釈溶液を得た。 操作Ⅱ ホールピペットを用いて。 操作Ⅰで得られた希釈溶液から一定量をコニカ ルビーカーにはかり取り, 水を加えて全量を50mLにした。 操作Ⅲ 操作Ⅱのコニカルピーカーに少量のK_CrO4 を加え, 得られた水溶液を試 料とした。 操作Ⅳ 操作Ⅲの試料に 0.0200 mol/LのAgNO3 水溶液を滴下し,よく混ぜた。 操作 V 試料が暗赤色に着色して。 よく混ぜてもその色が消えなくなるまでに要し た滴下量を記録した。 26 表1 しょうゆ A~Cの実験結果のまとめ (2607-26) 化学基礎 しょうゆ 操作Ⅱではかり取った 希釈溶液の体積(mL) 操作Vで記録したAgNO, 水溶液の滴下量(mL) A 5.00 14.25 B 5.00 15.95 C 10.00 13.70
問3 操作 I 〜Vおよび表1の実験結果に関する記述として誤りを含むものを、次 の①~⑤のうちから二つ選べ。 ただし, 解答の順序は問わない。 15 16 ① 操作 Iで用いるメスフラスコは, 純水での洗浄後にぬれているものを乾燥 させずに用いてもよい。 ②操作ⅢのK2CrO4 および操作ⅣV の AgNO の代わりに それぞれ Ag2CrO4 と硝酸カリウム KNO3 を用いても, 操作 I 〜VによってCI のモル濃度を 正しく求めることができる。 ③ しょうゆの成分として塩化カリウム KCI が含まれているとき, しょうゆ に含まれるNaCl のモル濃度を, 操作 I ~Vにより求めたCI のモル濃度 と等しいとして計算すると, 正しいモル濃度よりも高くなる。 ④ しょうゆ C に含まれる CI のモル濃度は, しょうゆBに含まれる CIの モル濃度の半分以下である。 ⑤ しょうゆ A~Cのうち, CI-のモル濃度が最も高いものは, しょうゆA である。
化学基礎

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