✨ ベストアンサー ✨
これは旧課程の熱化学方程式の問題ですね。
今は新課程になって熱化学反応式を習っていると思います。
新課程の熱化学反応式では熱をエンタルピー変化で記載しますが、旧課程の熱化学方程式は熱を反応熱で記載し、反応式も方程式のような=を使った書き方になります。反応熱も方程式の中に含まれます。
どちらも同じことを表すのですが、エンタルピー変化と反応熱は符号が逆になるので、過去問を解く時にはそのことに留意する必要があります。
なぜ符号が逆になるかというと、エンタルピーは反応系の内部から見た熱の動きであり、反応熱は反応系の外部から見た熱の動きであるからです。
例えば、発熱反応では熱が系の外部に逃げるので、系の内部から見ると熱の変化量はマイナスになります。逆に系の外部から見ると熱が内部からやって来るので、熱の変化量はプラスになります。単に視点が違うだけで、同じ現象を記述しているのです。
その通りです😊
式の中に-で組み込む場合はどのような反応がありますか、?
結合エネルギー、蒸発熱、融解熱が絡む反応は吸熱反応なので、必ずマイナスになります。
生成熱、溶解熱は、物質によって発熱反応だったり、吸熱反応だったりするので、プラスの場合もあればマイナスの場合もあります。
なるほど!ありがとうございます!
ということは、この問題であれば全て式の中に組み込み➕で表していいということですか?