化学
高校生

この問題で、解答の方の波線部の、ph2.5であるため弱酸、という記述についてですが、phで強酸か弱酸か判断する基準はあるんですか?電離度で判断すると思ってました

107.滴定曲線 4分 1価の酸の0.2mol/L 水溶液10mLを, ある塩基の水溶液で中和滴定した。 塩基の水溶液の滴下量とpH この関係を図に示す。 次の問い(ab) に答えよ。 14 12 10 a この滴定に関する記述として誤りを含むものを、次の① 8 ~⑤のうちから一つ選べ。 Hd 6 ①この1の酸は弱酸である。 4 ②滴定に用いた塩基の水溶液のpHは12より大きい。 ③ 中和点における水溶液のpHは7である ④この滴定に適した指示薬は, フェノールフタレインである。 ⑤この滴定に用いた塩基の水溶液を用いて, 0.1mol/Lの 2 0 0 10 20 30 40 塩基の水溶液の滴下量[mL] 硫酸 10mLを中和滴定すると, 中和に要する滴下量は20mLである。 b b 滴定に用いた塩基の水溶液として最も適当なものを、次の①~⑥のうちから一つ選べ。 ① 0.05mol/Lのアンモニア水 ③ 0.2 mol/Lのアンモニア水 ② 0.1mol/Lのアンモニア水 ④ 0.05mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液 ⑤ 0.1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液 ⑥ 0.2mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液 [2009 本試] ル
いることがあるので,縦軸に何をとっているか確認しよう。 107 a ③ b ⑤ a 酸塩基の中和滴定では,中和点付近で水溶液の pHは急激に変化する。 そのため, 1価の酸の 0.2 mol/L 水溶液10mLをちょうど中和するのに必要 な, ある塩基の水溶液の量は滴定曲線から, 20mL とわかる。 ① 正しい。 1価の酸が電離度≒1の強酸ならば, その0.2 mol/L 水溶液は, [H+] ≒2×10-1 mol/L で, [H+]=1×10mol/L (pH=1) この水溶液よりも酸性が強い(pHが小さい) はずである。しかし, 滴定曲線を見ると, 滴定 開始時の値より、この酸のpHは2.5であるた め、弱酸であることがわかる。 第2編 第5章酸と塩基 37

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