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凝固点降下などで使う質量モル濃度で電解質だと×2などをするのが疑問だと言う解釈で書きます。
IモルのNaClは電離して２モルになるわけありません！質量モル濃度において大事なのは'粒子の数'です。粒子数により凝固点降下等が変動します。←詳しくは教科書参照
まず質問の塩化ナトリウムについて書きます。IモルのNaClが電離してNa＋１モルとCl- Iモルが生じると粒子の個数的には二倍の数になります。だからかける2をしています。
他に例として二つほど挙げてみます。
一例目 MgCl2 ５モルを1キロの水に溶かす。
ここで、塩化マグネシウムは以下のように完全電離するとする。
MgCl2→Mg2+ ＋ 2Cl-
なのでIモルの塩化マグネシウムからIモルのマグネシウムイオンと2モルの塩化物イオンが生じることがわかる。
なので粒子数は3倍になることがわかる。
質量モル濃度＝5mol×3/1Kg＝15mol/kg
2例目スクロース4モル(よく使う砂糖の主成分)を水1キロに溶かす。
ここでスクロースは電離しないものとする。
ここでは電離しないのテロ粒子数は4モル溶かすとそのまま変わらず4モルです！
よって
質量モル濃度＝4mol/1kg=4mol/kg
のような考えで×2等したりしなかったりしている！
ありがとうございます!!