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1/0.01=100、1/0.001=1000、1/0.0001=10000
のように考えると分母が0に近づくと全体の値が大きくなることが分かるので、分母が0に収束、分子が0でない定数に収束する時は極限は+∞または−∞となります
あとは分母や分子の符号でどちらになるか決まり、
・分子は0でない定数に収束するので、代入すれば符号はわかります
・分母が正の値を取りながら0に近づくとき、分母の符号は正です(+0に収束と考える)
・分母が負の値を取りながら0に近づくとき、分母の符号は負です(−0に収束と考える)
例えば、
x→2−0のとき、x²は4より小さい方から4に近づくので、
x²−4 → (4よりちょっと小さいもの) − 4 = −0
となります
よって、
lim[x→2−0]{1/(x²−4)} = 1/(−0) = −∞
となります
これは厳密な表記では無いので、このような問題は実際の解答では、いきなり
「lim[x→2−0]{1/(x²−4)} = −∞」
と書いてしまうか、何か説明を加えたいなら
「x→2−0 のとき x²−4 → −0 なので~」や、「xを負の方向から2に近づけたとき、x²−4は負の値を取りながら0に近づくので~」
などを付け加えるとよいと思います
また、x→2−0の極限とx→2+0の極限が一致すれば、それがx→2の極限となり、一致しなければx→2の極限は「存在しない」となります