✨ ベストアンサー ✨
以下、だいたいこんな感じかなと。イメージです。
「大量」とはなにを基準に言ってるんですか?
>図でいうと、yの量(mol)に比べているのかと。
NH4+とNH3が大量に存在するというのはどうして言い切れるのでしょうか?
>減る左辺yと増える右辺yは近似でそれぞれc,c’になっています。これは、yがほとんど無く、NH4+とNH3が大量に存在することを意味しています。
まず、できた塩化アンモニウム水溶液は中和し、緩衝液になっています。混合後はpH9より、水溶液は塩基性だから、アンモニアが余っている状態です。だから、アンモニアは大量にあります。アンモニアは弱塩基で電離しにくいから。中和でできた塩の塩化アンモニウムは完全電離100%しますから、アンモニウムイオンもたくさんあります。だから大量にあります。
中和分でできたアンモニウムイオンc’と中和仕切れずに残っているアンモニアcがあります。どちらも大量にあるため、ルシャトリエの原理で片方を増やすと和らげる方に平衡移動しようとしますが、どちらもたくさんあるから移動しにくい。これを阻害といっているのかと。
すると、左辺の減少するyと右辺の増加するyはほとんど減少増加しないため、近似しc,c’で計算することになります。
最初いくらあったかはc,c’、変化後にいくらになったかはc-y,c’+yですが、このyがc,c’より100倍以上なら大量なので、yは近似されます。
大量はどのくらいというより、減ったり増えたりするyに比べてめちゃくちゃたくさんあるから大量という表現を使っているのかと。
大量は問題中にはありませんが、緩衝作用から判断するとそんな感じかなと🙇
加えた塩化水素の物質量がわからない状態では中和によって生成されたNH4Clの物質量もわからず、NH4+が大量にあると言っていいのか疑問に感じてしまいます。
(極論、塩化水素がごく微量だったらNH4+も微量なのでは...??)
>そう思いたい気持ちはわかりますが、完全電離だから、できたNH4+はたくさんあると考えます。
それとも、化学的センスが備わった人なら、『この量の塩基にはこのくらいの酸を加えたらph=9になるかな〜〜』というのがなんとなく分かるのでしょうか、、、??
>緩衝液でアルカリ性なら、NH3もNH4+もたくさんあると思って計算するだけです。近似できるなら、その辺はあまり難しく考えずにそんなもんかとやれば良いのかと🙇
ご丁寧な回答ありがとうございます。
確かに、Yと比べているとすると「大量」も納得できるような気がします!
重ねて質問なのですが、
加えた塩化水素の物質量がわからない状態では中和によって生成されたNH4Clの物質量もわからず、NH4+が大量にあると言っていいのか疑問に感じてしまいます。
(極論、塩化水素がごく微量だったらNH4+も微量なのでは...??)
それとも、化学的センスが備わった人なら、『この量の塩基にはこのくらいの酸を加えたらph=9になるかな〜〜』というのがなんとなく分かるのでしょうか、、、??