✨ ベストアンサー ✨
あまり好ましくありません。
なに→代名詞「何」
かは→係助
せ→サ変動詞「為(す)」の未然形
む→推量の助動詞「む」の連体形(意味は意志)
「どうしようか、(いや、どうにもならない)」
「何になろうか、(いや、何にもならない)」
が正しい訳になります。他には、「何の価値があろうか」で訳す場合もあります。
「何になろうか、(いや、どうにもならない)」
のように混ぜるのはあまり好ましくないです。
「A、いやB」のAとBは素直に揃えておくと良いです。
ご質問者様のように、
「何になろうか、(いや、どうしようもない)」は、
少し微妙だと思います。理由は後で説明します。
反語は、わざと逆の意味の問いかけをして、自分の判断や意志を強調するものです。多少であれば変えても大丈夫ですが、本来の意味からかけ離れすぎると✕になることはあります。
さきほどの理由ですが、「如何はせむ」という表現があるからです。
いかが→副詞「如何」
は→係助詞
せ→サ変動詞「為(す)」の未然形
む→推量の助動詞「む」の連体形
「どうしようか、(いや、どうしようもない)」
と訳をします。他にも、「仕方がない」という意味があります。さきほどとは多少ニュアンスが違うのかなと思います。
とても懇切丁寧な解説をしていただきありがとうございます!理解が深まりました!
「仕方がない」を表す表現でまとめられる語はいくつかあります。
敢へ無し
如何せむ
如何はせむ
如何にせむ
言ふ甲斐無し
え避らず
避らぬ
術なし
為べき方無し
是非無し
是非に及ばず
為む方無し
詮無し
力無し
遣らむ方無し
遣る方無し
わりなし
などなど...