回答

①の傍線部は、「大きくなった姿」という完了の意味を含んだ訳をします。
傍線部に「なれる」とありますが、
これは、「~になる」という意味を持つラ行四段動詞「なる」の已然形「なれ」+「~た」という完了の意味を持つ完了の助動詞「り」の連体形「る」で構成されています。

画像の1番右の文は、これが終止形の「り」でも、連体形の「る」でも、「完了」という意味を持っているということを伝えたいんだと思います。形が変わったから、完了の意味が消えるというわけではないということです。
「なる」も同じです。元々「なる」だったものが已然形になって傍線部の「なれ」となりましたが、動詞の「なる」には「~なる」という意味しかないので、「なれ」となったからといって、「~なれる」みたいに可能の意味を勝手に追加したらいけない、ということです。

傍線部は「なれ」となっているから、これを完了で訳そう
→「なれた」
これでは余計な可能の意味を含んでしまっているのでいけません。なので、
「なった」と正しい訳をしましょう。
というお話です。

分かりにくいかもですが、ごめんなさい!
分からなかったらまた聞いてください!

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