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(1)のアで説明すると
もしCの計算が付いていなかったら
(3/6)^4×(3/6)=(1/2)^5=1/32が答えになりますね。

では実際に5回中、素数が4回出る場合を具体的に考えてみましょう。

A君は以下の具体例をヒントに確率を考えたとします。
1回目:素数 2回目:素数 3回目:素数 4回目:素数 5回目:合成数(素数ではない数)
このA君が具体例として考えた状況を(素.素.素.素.合)と表すことにします。
(素.素.素.素.合)となるの確率は
3/6×3/6×3/6×3/6×3/6=(1/2)^5=1/32となり先ほどの計算結果と一致します。

では問題が求めろと言っている「5回中、素数が4回出る」状況はA君が考えた(素.素.素.素.合)のときのみでしょうか?
別に(合.素.素.素.素)つまり1回目に合成数で2回目〜5回目が素数でも、問題の言っている通りです。

(合.素.素.素.素)となる確率は1/32

他にも
(素.合.素.素.素)も1/32の確率
(素.素.合.素.素)も1/32の確率
(素.素.素.合.素)も1/32の確率

よって、そもそも5回中、素数が4回出るという状況が以下の①〜⑤まで5パターンあって、それぞれが確率1/32で起きるので本当の答えは1/32が5パターンで5/32となります。

①(合.素.素.素.素) 確率は1/32
②(素.合.素.素.素) 確率は1/32
③(素.素.合.素.素) 確率は1/32
④(素.素.素.合.素) 確率は1/32
⑤(素.素.素.素.合) 確率は1/32

つまりC以外の部分は、あくまで問題の言っている状況のうちの具体的な1パターンだけの確率を計算しているに過ぎません。
Cの部分の計算が、そういった具体的なパターンが全部で何パターンあるかの計算の役割を担っています。

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