Question

あるごん

飽和蒸気圧を超えて圧力を加えたら、液体になるのは分かるんですけど、なぜ液体と気体が共存していないと言えるのかが分かりません。どうして全て液体になったと言えるのですか？

問4 図1は、エタノール C2H5OHの蒸気圧曲線である。 C2H5OHに関する後の
問い (a~c) に答えよ。
a
蒸気圧 (×10Pa)
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
0
10 20
30 40 50 60 70 80 90 100
温度 (℃)
図1
C2H5OH の蒸気圧曲線
C2H5OH の状態変化および分子の構造に関する記述として下線部に誤り
を含むものはどれか。 最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。
4
① 1.0×10 Paの下で, 沸点はおよそ78℃である。
② 30°, 4.0×10 Paの下では, 液体と気体が共存した状態である。
③ 分子中に極性の大きなヒドロキシ基-OHをもち, 水分子と水素結合
で結びつくため, 水によく溶ける。
分子中のエチル基 C2H5-のように, 極性が小さく水和しにくい原子団
を疎水基という。
-7-

Answer 1

✨ ベストアンサー ✨

🍇こつぶ🐡

飽和蒸気圧とは、一定温度において液体とその蒸気が平衡状態にあるときの圧力のこと。これ以上圧力を加えると、気体の分子はより狭い空間に押し込められる。その結果、分子間の距離が近くなり、気体分子が液体の分子に変化する。

この状態では、圧力が飽和蒸気圧を超えているため、気体の分子は液体の分子に変化し、液体と気体の間の平衡が崩れる。最終的にはすべての気体が液体になる。

言い換えると、飽和蒸気圧を超えた圧力では、気体が持つエネルギーが低下し、分子が凝縮して液体に変わるため、気体として存在することができなくなる。このため、全て液体になり、液体と気体が共存しない状態になる。

この現象は、例えばペットボトルに液体を入れて圧力をかけると、気体がすべて液体に変わる様子を想像してみましょう。
この状況では、内部の圧力が飽和蒸気圧を超えており、気体として存在できる分子がなくなり、結果的にすべて液体になります🙇

あるごん

すごくスッキリしました！！！！
本当にありがとうございます🙇‍♀️