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まず格子点の数え上げの考え方ですが
① 領域内にy=0のような横に直線を引き、その直線上の格子点のうち領域内に入っているものを数える
② y=0が数え終わったらy=1, y=2,…と繰り返して数える
③ 全て数え終わったらそれらを足しあげる
ということを行います。
これだと文字が入っていない場合には対応できるのですが、今回の問題のようにnのような文字が入ってくると対応できないので、上記の考え方を少しアレンジします。
まず横に引く直線を「y=k (k=0,1,2,…,n)」と一般化し、その直線上の格子点を数えます。
このときの格子点の個数が2n-2k+1個になります(画像参照)。
(ここの個数が2n-2kではなく2n-2k+1なのは1からではなく0から数えているためです。
参考:整数nから整数mまでの整数の個数はm-n+1個
例:32から65までの整数の個数は65-32+1=34個)
それをあとは足しあげれば良いので、0からnまでのΣを取ります(計算は参考書通り)。
別解の長方形を数えて半分にする方法はやや煩雑なので今回は省略します。
【補足】
問題によっては横に直線を引くのではなく縦に引く(x=k)ことがあります。
この違いは領域の境界となっている直線と縦や横に引いている直線との交点が格子点になっているかどうかで分かれます。
今回仮にx=kと引いた場合、
y=-1/2 x+nとの交点は(k, -1/2 k+n)となりkもnも整数なので、kの値によってはこれは格子点になりません。
このまま進めることもできますが、kの偶奇で交点が格子点になるかならないかが分かれるため、場合分けが発生することになります。
y=kであればy=-1/2 x+nとの交点は(k, 2n-2k)となり、これはkの値によらず格子点となっているため場合分けが発生せず、横に直線を引くのが適切だと判断できます。
長文になりましたが理解できましたでしょうか?
質問あればお気軽にしてくださいね。
回答遅れてすいません
ありがとうございます!