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接続というのは、助動詞には必ず決まった子にしか繋がれないという決まりがあります。連用形接続の助動詞であれば、連用形にしか手を繋げません。浮気をすることはありません。
連用形+連用形接続の助動詞→○
未然形+連用形接続の助動詞→✕
みたいな感じです。
現代で言うところの、
私は日本語を話した。→○
私は日本語を話さた。→✕
こんな感じで、言葉には相性があるのです。違和感がないように文字を繋げるために、助動詞には繋がれる子が決められています。
②「つる」というのは、完了の助動詞「つ」の連体形です。
「つ」は連用形接続なので、連用形にしか繋がれません。なので、上の四角の中には、助動詞の連用形が入ります。問題をみると、「たり」を活用させろと言っているので、「たり」を連用形にしてあげると、「たり」になります。(たら・たり・たり・たる・たれ・たれ)
「たり」という連用形+連用形接続の「つる」
この2人は仲良くできそうですよね。
③「む」は推量の助動詞の「む」の連体形で、未然形接続です。なので、この子は未然形の子とセットです。
よって、「たり」の未然形「たら」+未然形接続の「む」になります。
これで四角の中は埋めることが出来ましたが、本当にあっているか確認してみましょう。クロスチェックです。
②の四角に入れた「たり」は、連用形接続です。なので、「たり」の上の子が連用形であれば、合っていると言うことが出来ます。「籠め」はマ行下二段活用の動詞で、め・め・む・むる・むれ・めよと活用します。連用形は「籠め」なのであっていますね。
籠め→マ行下二段活用連用形
たり→完了の助動詞の連用形(連用形接続)
つる→完了の助動詞の連体形(連用形接続)
③の四角に入れた「たら」も連用形接続です。上の「聞こえ」が連用形ならば合っていると言えます。え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよのヤ行下二段活用の動詞で、これは連用形と言えますね。
きこえ→ヤ行下二段活用連用形
たら→完了の助動詞の未然形(連用形接続)
む→推量の助動詞連体形(未然形接続)
このように、上下の関係で推測ができます。接続は助動詞を見分ける上で重要になるのでぜひ覚えて見てください。
たくさん説明してくださってありがとうございます!!!!!理解しました!!!
本当にありがとうございます!
文字数制限?で書けなかったので補足ですが、○○接続、というのは全部暗記になります。助動詞の意味を覚えるついでに、接続も覚えてしまいましょう。接続を覚えるか覚えないかで、周りの人との差が大きくなります。まだ分かりにくいところがあるようでしたら追記します、!