✨ ベストアンサー ✨
化学基礎の範囲だけだと、この解答の理由を説明するのは難しいので、少しだけ化学の範囲を入れて説明します。
(2)の解答の理由は、化学基礎の範囲では説明できないから、そんなものなのかと割り切って覚えるしかない。
が、なぜそうなるかを以下説明する。
電子数は原子番号に等しい。電子は、内側の電子殻から順に埋まっていく。普通なら、K→L→M→N殻の順である。電子殻に入る電子数は2n^2であり、K殻=2、L殻=8、M殻=18まで入る。典型元素は原子番号は1~20番のカルシウムまでまず電子殻に電子が埋まっていく。
ここで、カルシウムは原子番号が20番だから、順に埋まると、
K,L,M=2,8,10になるはずであるが、K,L,M,N=2,8,8,2となる。M殻には18個まで電子が入るのに、8個がM殻に入り、2個はN殻に入る。
新カリなら電子軌道を少し習うかも知れないが、旧カリだとここから化学基礎の範囲外となるが、電子が入りやすい電子殻には順番があり、M殻には8個まで入りやすいが、残り10個は入りにくい。ここより、N殻に2個まで入りやすい4s軌道という場所があり、カリウム、カルシウムはこの4s軌道に電子が入る。ここまでが典型元素。
この後、21番から遷移元素のスカンジウムが登場する。21番は20番より電子が1個増えるが、この1個はN殻ではなく、入りにくかったM殻の入ってなかった10個の入れ物に遷移元素は電子が順に埋まっていく。だから、最外殻の電子はN殻に入った2個のまま、M殻の残りの場所に埋まっていくから、最外殻の電子は2個となる。ただ、M殻が埋まっていくと、N殻を2個から1個にし、M殻にその1個を移動させる元素もあり、最外殻は1か2になる。
ここまででも、なぜ?という疑問があると思うが、化学の範囲が含まれるし、さらに説明を増やすと、大学レベルの話になるから、この辺までで止めることにする🙇
長文でわかりやすく教えてくださりありがとうございました🙇♀️本当に助かりました!!