(1) 気温が25℃のときの飽和水蒸気量は図より23.1 g/m^3 とわかる。空気Aは10 g/m^3 の水蒸気を含んでいるので[(10/23.1)=0.432]となり答えは43%
(2) 空気Aを1 m^3として考える。気温が5℃のときの飽和水蒸気量は図より6.9 g/m^3 なので、できる水滴の量は[10-6.9=3.1]で3.1 gである。これが、5 m^3あるので、3.1 g×5=15.5 gとなる
(3) 空気Aには10 g/m^3の水蒸気量があり、これが凝結し始める露点の温度は図より11℃であるとわかる。なので空気Aが[25-11=14]14℃下がると水蒸気が凝結しはじめる。地表から100 m上昇するごとに1℃下がるので、14℃下がるためには地表から[100×14=1400]1400 mの高さである。
(4) 湿度とはその温度の飽和水蒸気量に対する空気中に含まれる水蒸気量の割合なので、同じ湿度で飽和水蒸気量が少ないほど、空気中に含まれる水蒸気量も少なくなる。空気Bは空気Aよりも温度が低いので、空気Bの方が飽和水蒸気量が少なく、空気中に含まれる水蒸気の量も少ない、よって答えは少なくなる。
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