Question

ぽあん

(3)の解説をお願いしたいです
右辺のところがわかりません。

ただ
思考
176. 酸化還元反応式のつくり方 硫酸酸性の過マンガン酸カリウム KMnO4水溶液
硫酸鉄(IⅡI)水溶液を加えると, マンガン(II)イオン Mn2+ と鉄(ⅢII)イオンFel+が生
した。この反応について,次の各問いに答
(1) MnO4とFe2+ の変化を,電子e を用いた反応式でそれぞれ表せ。195
(2) MnO4- Fe2+ の反応を,イオン反応式で表せ。
(3) 過マンガン酸カリウムと硫酸鉄(ⅡI)の反応を、化学反応
TONY
©Dianey/Pixar

二酸化硫黄 S
■として働く
のままで変化しておらず, SO2 は酸化剤としても還元剤としても働
いない。この反応では,どの原子も酸化数は変化していない
ヨウ素を含む水溶液に二酸化硫黄を吹きこむと、次の反応がおこり、
化水素と硫酸が生じる。
I2+SO2+2H2O →
2HI+H2SO4
+4
+6
反応では, SO2 は H2SO4に変化しており, S原子の酸化数が+4か
+6に増加しているので, SO2 は還元剤として働いている。このとき,
1原子の酸化数は0から1に減少しており, 12 は還元されている。
6. 酸化還元反応式のつくり方
- 還元剤
として働 (2)
(1) MnO4- +8H + + 5e-
Fe2+ → Fe3+ +e -
MnO4- +8H+ + 5Fe²+ → Mn²+ + 5Fe3+ +4H2O
2KMnO4 +8H2SO4 +10FeSO4
Mn²+ +4H2O
K2SO4+2MnSO4+5Fez (SO4)3 +8H2O
説 酸化剤還元剤の働きを示す式を書き, 酸化剤と還元剤の電子
出入りの数が等しくなるように, 式を組み合わせてイオン反応式をつ
る。これに,省略されているイオンを補い, 化学反応式を完成させる。
硫酸酸性水溶液中で、 過マンガン酸イオン MnO4-は電子を受け取
てマンガン (II) イオン Mn²+ に変化する。
MnO4→ Mn²+
+7
2+2
n の酸化数が +7 から +2に5つ減少するので, 左辺に 5e を加える。
MnO4+5e → Mn²+
辺の電荷の合計は-6,右辺は+2なので,両辺の電荷の合計が等し
なるように, 左辺に 8H+ を加える。
MnO4- +8H++5e-
Mn²+ 36
素原子の数を合わせるように,右辺に4H2Oを加える。
MnO4- +8H+ +5e- → Mn²+ +4H2O
た。 鉄(ⅡI)イオンFe2+ は電子を1つ失い, 鉄(ⅢI) イオンFe3+ になる。
Fe2+ → Fe³+ +e-
①+②×5から,電子e を消去すると,次のようになる。
MnO4- +8H+ + 5Fe2+ Mn²+ + 5Fe3+ +4H2O ... ③
物質 3) 硫酸 H2SO4 の水溶液中での過マンガン酸カリウム KMnO4と硫酸
SO (ⅡI) FeSO4の反応なので, ③ 式の両辺に K+ と 9SO² を補うと,
K + + Mn²+ + 5Fe3+ +9SO²+4H2O
KMnO4+4H2SO4+5FeSO4
-
SO2
ここで,右辺において, 陽イオン K+, Mn²+, Fe3+ と陰イオン SO か
できる化合物は,それぞれ K2SO4, MnSO4, Fez (SO4)3 となるので, 右
は次のように示される。
右辺: 1/12K2SO4+MnSO4+2/27Fe2(SO4)3 +4H2O
5
両辺を2倍すると, 化学反応式が得られる。
2KMnO4+8H2SO4 +10FS04
K2SO4+2MnSO4+5Fez (SO4)3 +8H2O
OLSU
第Ⅱ章 物質の変化
① 反応の前後で酸化数が
増加する場合は,右辺に
e-を加える。
② 酸化数は +2 から +3
に1つ増加している。
③SO²の数は8H+
(4H2SO4) から 4SO²,
5Fe²+ (5FeSO4) から
5SO² となるので,これ
らを足し合わせて
9SO² とする。