Question

shi_study

Hox遺伝子が助骨形成を「抑制」しているとなぜいえるのかが分かりません、、、

B 外見からはわかりにくいが, 脊椎動物でも体節構造が形成される。 からだの前後軸に沿って脊椎は頭側か
ら順に頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎に分かれ, それぞれの部位に特徴的なからだの構造が形成される。 こ
のような前後軸の位置に依存した形態形成に働くのが ⑥ Hox遺伝子群である。
開 下線部 ④ に関して, Hox6 と Hox10 が
【胸椎と腰椎の形態形成に関わることが知られている。
以下のような遺伝子改変マウスを作製し,
本来腰椎となる領域の骨格を比較した。
右の結果から, マウスでは Hox6 と Hox10.が
どのような形態形成因子として働いていると
考えられるか, 最も適切な組み合わせを,
1つ選
Hox6肋骨形成を促進する
Hox6-肋骨形成を促進する
(3)
Hox6-肋骨形成を抑制する
(4) Hox6-肋骨形成を抑制する
(~) 上記のいずれでもない。
-(A) 正常なマウス
(B) Hox10 をノックアウトしたマウス
Hox10-肋骨形成を促進する
Hox10-肋骨形成を抑制する
Hox10-肋骨形成を抑制する
Hox10-肋骨形成を促進する
(C)/ Hox6を人為的に導入して発現させたマウス
図2 正常なマウスと遺伝子改変マウスの比較
(A)~(C) の濃灰色部は正常マウスで腰椎となる領域を示す。

Answer 1

✨ ベストアンサー ✨

けー

この問題ではHox6とHox10が反対の働きをしていることを見つけるのが鍵となります。
(図２B) Hox10をノックアウト=> その遺伝子の機能を失わせる
(図２C) Hox6を人為的に導入して発現=> 本来はその遺伝子がそこに発現していないのに、強制的に発現させる
という異なる操作をしています。

(図２B) では、Hox10が働きを失うと腰椎に肋骨が形成された=> Hox10は肋骨形成を抑制する
(図２C) では、Hox6を強制的に発現させると肋骨が形成された=> Hox6は肋骨形成を促進する
ということが予想されます。
この組み合わせが(2)になります。

shi_study

ありがとうございます😊