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まず、係数比=物質量比という関係は知っていますか?
知っていたら下の文章は飛ばしてください
例えば、A + 2B → 5Cという反応があったとすると
A1molあたりBは2mol消費、Cは5mol生成
B1molあたりAは1/2mol消費、Cは5/2mol生成といった具合です

さらに、アボガドロの法則というのがこの上の2行の文章のことです。全ての気体は温度、圧力が一定なら全ての気体の体積は同じという法則です(pv=nRTを考えるとわかりやすい)
つまるところ、温度、圧力が一定なら体積も一定なので
係数比=物質量比=体積比が使えます
また、温度、体積が一定なら圧力も一定です
なのでこの場合は係数比=物質量比=圧力比を使っています

ここまでは理解していますか?本題に入りますね
問題では元々COが4.0×1.0^4Pa、O2が6.0×10^4Paありますね(反応は始まってないので当然まだCO2はほんの少しもできてないから0) これが反応前です。

次に、大事なのは着目する物質を間違えないことです
反応が完全に進行したらその物質は0になります
今回、COに着目しているのが分かりますか?
COに着目しているので、係数比=圧力比から
O2はCOの1/2倍、CO2はCOの1倍反応していることになります(上に書いた係数比=物質量比の考え方と全く同じです)
COは全て反応しているので-4.0×10^4Paで
O2はその1/2倍だから2.0×10^4Pa反応しています。CO2は1倍だから4.0×10^4Paですね
軽く補足しておくと、左辺は消費物で右辺は生成物なので
変化量は左辺(消費物)は必ず減り、右辺(生成物)は必ず増えますよね

そしたら反応前から変化量を引けば反応後の値が出ます
最後に、反応後に残っている気体は何がありますか?
COは全て反応しきったのでもう残ってませんよね
生成したCO2と、完全に消費しきれずに少し残ったO2の2つです。なのでこの圧力を合計して8.0×10^4Paとなっています

nm73

この計算を初めてしっかり理解することができました!すごいです!本当にありがとうございます!!

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