地学
高校生
3ヶ所の警戒区域における集水域を教えて下さい!
問6 リオさんたちは, 日本では土砂災害が多いことを知り, 土砂災害と地形の関係
について考察した。 次の図7は、土砂災害のハザードマップを公開している自治
体の地図に、GISの「重ねるハザードマップ」を利用して, 土砂災害のうち土石流
の警戒区域を示したものである。 図7を見たリオさんたちの会話文中の下線部 ①
~④のうちから,誤りを含むものを一つ選べ。
-925
関
地理院地図により作成。
大井川鐵道井川線
間駅
[土木駅
図 7
小山
6
川根本町
0
特別警戒区域
警戒区域
300 600ml
土石流は,土砂災害の中でも長雨や集中豪雨などによって山腹や川底の石
や土砂が下流に押し流される現象だね」
シンヤ 「図7には,警戒区域が閑蔵と大沢と沢間の3か所にあるね」
ソラ「警戒区域は, ① 傾斜が急なところから緩く変わるところに,放射状に広
がっているね」
タカシ 「3か所のうち,沢間の警戒区域が最も広いね」
リオ「沢間は,②土石流を引き起こす河川の集水域が最も広いことが読み取れる
シンヤ
ね」
「山間部だけど, 河川は大きく蛇行しているね」
ソラ「池ノ谷には, ③ 旧河道だったところもあるね」
タカシ 「河川沿いには崖があるから, 河川の侵食力が強いことがわかるね」
リ
「地図中の地形分類などの情報も重ねて調べてみよう」
問6 6 ②
①正しい。 警戒区域は3か所あり、いずれも等高
線の間隔が狭い急傾斜の谷から、 間隔が広い緩斜面
に向けて放射状に広がっている。 これらの地域で
は,河川が山地から平地に流れ出し, 大増水時には
大量の砂礫が運搬堆積されて土石流が扇状地のよ
うに放射状に広がる。 ②誤り。 沢間の警戒区域は最
も広いが, 河川の集水域は最も狭い。 集水域は大沢
が非常に広く、閑藏もかなり広いが, 沢間の集水域
は最も急傾斜で, 河川の侵食力が強く, 運搬される
砂礫が多くなるため, 土石流の範囲が広い。 ③正し
い。 河川の東側にある池ノ谷で340mの等高線に
取り囲まれた低い環状の低地は旧河道であり, 茶畑
や針葉樹林, 荒地がみられる。 ④ 正しい。 河川の両
岸には急斜面が続き, 河川沿いに岩が面していると
ころが多く, 一部には土がけも見られるので, 河川
の侵食力が強いことがわかる。 図7は、 静岡県の大
井川中流部で大井川鐵道が走っている。
463
426
386
¥35枚
間
大井川鐵道井川線
(338
沢駅/内
大井川
(土本駅
316
川根小山駅
¥370
4346
八木橋
桑野山
桑野山トンネル」
A74420
(356
八木
川根本町
350
0
特別警戒区域
警戒区域
300
600 m
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