現代文
高校生

船口の最強の現代文の問題からで、スポーツは孤立した聖域ではありえないのところの意味がわかりません!
具体的に教えてください!

く文脈を読んで確定していこう。文脈は「抽象→具体の展開」ですから、続きを読んで具体的に説 明されている方が中心の話題だね。続く文脈では、今回は1の対比が具体化されています。したがっ ①1が構造の中心だと決まります。) 第②段落に入っていきます。文脈は「抽象→具体の展開」ですから「筆者」と「メディア」 の対比の詳しい説明になっているはずです。 私はスポーツを現代社会の重要な大衆文化の一つと考えているし、そんな観点から A: スポーツは孤立した聖域ではありえないのだ。テレ 一冊の本を書いたことがある。 どのジャーナリストたちも、今の世界でなにが起こっているかを認識していないはず はない。テロと戦争、国内的にだって連日のように暴力的な事件が起こっているでは ような平和な祝祭が必要だということだろうか。 ないか。だからこそオリンヒック そんなことを本気で考えているのではなく、ほとんど建前として繰り返しているにす ぎない。パトリオット・ミサイルが会場のまわりに配備され、真偽のほどは分からぬが、 ガスマスクを持っていく選手団もいるという話まで伝わってくると、オリンピックが 世界平和にコウケンするなど戯れ言のように聞こえてしまう。 筆者は「スポーツ(ここではオリンピック)」も「(現実社会の状況から) 孤立した聖域ではあり えない」と言っています。現実社会には戦争や暴力事件がある。オリンピックもそこから孤立して いるわけではない。それが証拠に、会場にはミサイルが配備され、ガスマスクを持参している選手 がいるという噂まで伝わってくる。まさにオリンピックは現実の象徴です。 現実社会の状況が そのままオリンピックに表れていると言えます。 ところがメディアは「オリンピックは平和にコウケンする」「平和の祭典だ」などと言う。筆者に はそれがまるで「戯れ言 (=ふざけ/冗談)」を言っているようにしか感じられない、と言っています。 ここまでを図式にまとめてみましょう。

回答

文章を区切って後の文章から具体的にしてみる。
スポーツは/孤立した/聖域/ではありえない

後の文章の
連日暴力的な事件が起こっている。
→オリンピックのような平和な祝祭が必要なのか?
→‪本気で考えているのではなく建前である

という部分から、
☆スポーツ(オリンピック)は、現実社会(連日の暴力的な事件)から孤立したものと考えられていない=現実社会と繋がっていることが分かる。

その後の文章の
パトリオット・ミサイルが会場の周りに配備
ガスマスクを持っていく選手団

という部分には、
☆スポーツ(オリンピック)が現実社会(連日の暴力的な事件)と繋がっている具体的な例が書かれている。

最後の文章の
オリンピックが世界平和に貢献するなど戯れ言のように聞こえてしまう。

という部分から、
☆スポーツ(オリンピック)が聖域(世界平和に貢献する)ではないことが分かる。

まとめると、
スポーツ(オリンピック)は(現実社会(連日の暴力的な事件)から)孤立した聖域(世界平和に貢献するもの)ではありえない
と具体的に意味をとることができる。

分かりにくいかもしれませんが、参考にどうぞ!

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