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13Cと12Cは安定同位体,14Cは放射性同位体と言います.安定同位体はその名の通り非常に安定であり性質が変化しにくい一方で,放射性同位体である14Cはβ崩壊とよばれる現象により一定の期間中に一定の割合で別の物質に変わってしまいます.たとえば14Cの場合,約5700年でおよそ半分が変性してしまいます.この性質を利用してある物質中の14C/12Cの同位体比が当時の組成とどれくらい小さくなっているかを調べることでその物質が何年前のものかを調べることができます.参考にしてみてください.
関連情報をネットで検索する場合,「放射性同位体」「半減期」などのキーワードを調べてみると良いかもしれません.

りんごりん

この問題の答えを載せ忘れてしまったので書き足します。答えは、13C/12Cで、理由は、炭素が生物由来であるから知る手がかりになるため。14Cは半減期が短く、長い時間の測定には適さないため。 です。
本当にすいません。

渡部

生命体には放射性同位体ではないですね.見落としてました...

りんごりん

理由を理解できないです、、。

渡部

例えば、特定の地域に生息する植物が成長するためには、二酸化炭素を利用して光合成を行います。この過程で、植物は大気中の炭素を取り込みますが、その炭素は一定の割合で13Cを含んでいます。したがって、その植物の組織や化学物質の炭素同位体比も13Cの存在比に影響を受けます。
同様に、動物は植物や他の動物を食べて炭素を取り込みます。もし、ある地域の動物が特定の植物を主な食物としている場合、その動物の組織や化学物質の炭素同位体比も植物と似た値を示すことがあります。

したがって、生物の組織や化学物質の13C同位体比を調べることで、その生物がどのような環境で生活していたのかや、どのような食物を摂取していたのかを推測することができます。例えば、特定の13C同位体比のパターンが特定の地域や環境条件に関連している場合、その生物がその地域で生活していた可能性が高いと考えられます。

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