①
-2+a<-1のとき、すなわちa<1のとき、
xの範囲は、-2+a<x<-1から、xの整数解はx=-2,-3の2つになればいい。
このときのaの範囲は、
-3≦-2+a<-2
ちなみに、なぜこの範囲になるかを説明しておくと、
「-3<x<-1」この範囲内にある整数は-2しかありません。
「-3.00…1<x<-1」この範囲内にある整数は-2と-3
「-3.99…9<x<-1」この範囲内にある整数は-3と-2
「-4<x<-1」この範囲内にある整数は-3と-2
不等式の左側の数字を見てください。
-3より少しだけ小さい数から-4までなら、xに当てはまる整数は2個になります。
よって、問題から導き出されたxの範囲の左側は、-4から-3より少しだけ小さい数になるので、-4≦-2+a<-3となるのです。
で、この不等式を解いて、
-2≦a<-1
②
-2+a>-1のとき、すなわちa>1のとき、
xの不等式は、-1<x<-2+aから、xの整数解はx=0,1の2つになれば良い。
このときのaの範囲は
1<-2+a≦2
これを解いて、3<a≦4
よって、aの範囲は-2≦a<-1、3<a≦4
どっちが大きいかわかんないでしょ。
だから、固定してあげないと範囲内にある整数が何かもわからないので、どっちが大きいかの不等式から作るんです。
どうして-2+aと-1の不等式なのですか?