古文
高校生
解決済み

活用形の問題です。

つとめて、起きて「見れ」ば、雪いみじく降りたり

「」のところの活用形がなぜ已然形になるのですか?

また、下に続く主な語の「ば」。未然形と、已然形の区別の仕方も教えてもらいたいです。

活用形 未然形 已然形

回答

✨ ベストアンサー ✨

●なぜ已然形だと識別できるか

上一段活用動詞「みる」の活用は
み/み/みる/みる/みれ/みよ
です。
「みれ」であるのは、「みる」の已然形しかありません。

●作者はなぜ已然形にしたのか

動詞の已然形+接続助詞「ば」で、順接の確定条件を表すことができます。「〜すると」「〜したら」というような訳になります。
ここら辺は文法書の接続助詞「ば」の用法を見るとまとまってて良いと思います。

●未然形と已然形の区別

動詞の活用で、未然形と已然形の形が同じであるものはありません。まずはその動詞の活用が何であるかを識別し、そのうえで、その動詞の活用形が未然形であるか已然形であるかを考えるのが良いとおもいます。

おんなじような問題です、
帯刀恨むれば、「よし、今御けしき見ゆ。」と言ふ。
の(恨むれ)も〜れば、なので、已然形と判断できますか?

サスケ

はい。できます。
ただし、この場合は、「恨む」の活用が四段活用の動詞でないことを見抜かなければ、下二段活用の動詞であるとを決定できません。「恨む」が下二段活用の動詞であることを見抜けば、已然形だとわかります。

サスケ

例えば、四段活用動詞「行く」について、
「行ければ」
という文節があった時、これは
行け…四段活用動詞「行く」の已然形
れ…助動詞「り」の已然形
ば…接続助詞「ば」
と読むことになります。

これは、「〜れば」という形ではありますが、「行けれ」を1つの動詞の已然形とは見れない、ということです。

もう一度勉強し直してみます!ありがとうございました!

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