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画像の問題は中和反応式を書く問題ではないですね。
中和では、塩と水が生じますよね(たまに水が生じないこともある)
すなわち、酸性の物質+塩基性の物質→塩+(H₂O)
ということは、塩が何からできているかを知るためには、塩に水を足してみたらわかる。
※ただし、~アンモニウム、という場合は中和で水が生じないので、水を足してもダメ
どういうことかというと、
※反応式の係数は無視してます
例えば、
NaCl+H₂O→(Na⁺+Cl⁻+H⁺+OH⁻)
→NaOH+HCl
よって、塩化ナトリウムは水酸化ナトリウムと塩酸からできた塩である。
ちなみに、テスト範囲だと思うので書きますが、
塩化ナトリウムは正塩、水に溶かすと水溶液は中性になりますよ。
CaCO₃+H₂O→(Ca²⁺+CO₃²⁻+H⁺+OH⁻)
→Ca(OH)₂+H₂CO₃
→Ca(OH)₂+H₂O+CO₂
よって、炭酸カルシウムは水酸化カルシウムと炭酸からできた塩である。
塩化アンモニウムの場合は、~アンモニウムだから、水を足してもダメ。
~アンモニウムというときは、アンモニアを取り除けばわかります。
どういうことかというと、
NH₄Cl→NH₃+HCl
塩化アンモニウムはアンモニアと塩化水素の塩。
塩化アンモニウムは正塩、水に溶かすと水溶液は酸性になりますよ。
いつもありがとうございます!🙇⤵︎
これも係数を無視して書いてますが、係数をつけるとすると、
(1)Na₂CO₃+2H₂O→2NaOH+H₂O+CO₂
(2)CuSO₄+2H₂O→Cu(OH)₂+H₂SO₄
(4)CaCl₂+2H₂O→Ca(OH)₂+2HCl
になりますよ
(1)Na₂CO₃+H₂O→(Na⁺+CO₃²⁻+H⁺+OH⁻)
→NaOH+H₂CO₃
→NaOH+H₂O+CO₂
よって、炭酸ナトリウムは水酸化ナトリウムと炭酸からできた塩である。
ちなみに、炭酸ナトリウムは正塩、水に溶かすと水溶液は塩基性になりますよ。
(2)CuSO₄+H₂O→(Cu²⁺+SO₄²⁻+H⁺+OH⁻)
→Cu(OH)₂+H₂SO₄
よって、硫酸銅は水酸化銅(Ⅱ)と硫酸からできた塩である。
ちなみに、硫酸銅は正塩、水に溶かすと水溶液は酸性になりますよ。
(4)CaCl₂+H₂O→(Ca²⁺+Cl⁻+H⁺+OH⁻)
→Ca(OH)₂+HCl
よって、塩化カルシウムは水酸化カルシウムと塩化水素からできた塩である。
ちなみに、塩化ナトリウムは正塩、水に溶かすと水溶液はほぼ中性になりますよ。
(3)NH₄NO₃
硝酸アンモニウムは~アンモニウムだから、水を足してもダメ。
~アンモニウムというときは、塩からアンモニアを取り除けばわかります。
NH₄NO₃→NH₃+HNO₃
硝酸アンモニウムはアンモニアと硝酸の塩。
硝酸アンモニウムは正塩、水に溶かすと水溶液は酸性になりますよ。
分からなければ質問してください