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【問題提起・思考実験】
_秋から冬へと季節が移ろう頃、落葉樹の葉は色づき、やがて落葉します。
_この時、個々の葉っぱではどの様な返歌が起こり、気孔の数と、葉緑素の数と、にそれぞれどの様な変化があるのか、思考実験で推論して見ましょう。
_気孔は組織なので、葉っぱが色付いても、落葉しても、気孔の数は変わりません。人間で言えば、死んでも指が手足で(普通は)合計20本ある様なものです。
_しかし、気温が低くなると、細胞壁が厚くなり、葉緑素へ充分な水分が行き渡らなくなって、どんどん壊れていきます。そして、カルテノイドと言う色素になります。葉緑素は減って行きます。人間で言えば、日光に良く当たれば、メラニン色素が増える様なものです。
_そうすると、個々の葉っぱでは、葉緑素の数が減っても、気孔の数が変わらないのだから、2つの相関関係は非常に小さい、と推論されます。