古文
高校生

(1)と(4)を教えてください

と事もかなはねば、思ふばかりにて、孝養することもなくて過ぎ給ひにける ほどに、しかるべき所に仏事しける導師に請ぜられて、布施など多く取り給 ひたれば、いとうれしくて、すなはち、母のもとへ相ひ具してわたり給へり。 この母、世のわたらひたえだえしきさまなり。いかによろこばれんと思ふほ どに、これを打ち見て、うちうしろむきて、さめざめと泣かる。いと心得ず。 「君、(A)のあまりか」と思ふ間に、とばかりありて、母の言ふやう、 ほしご としごろ 「法師子を持ちては、我、後世を助けらるべき事とこそ、年来はたのもしくて 注3 とんせい 過ぎしか。 まのあたり、かかる地獄の業を見るべき事かは。夢にも思はざり き。」と言ひもやらず、泣きにける。 これを聞きて、僧都発心して遁世せ られける。ありがたかりける(B)の心なり。 (発心集) 1年たかくわりなき―ひどく年老いた 2導師―仏事の時、指導者となって 事を行う僧 3遁世世俗との関係を断って、修行に専念すること 1 【内容吟味】 一線①と同じ人物を指す語を、「母」を除いて文中から二 語抜き出しなさい。 14 【指】 -線②はどんな志か、漢字二字で書きなさい。 (孝養 【語意】 線⑧の意味として最も適当なものを、次から選んで、記号 で書きなさい。 ウ ア仏事を営むのに適当な寺 イ 母がよくお参りしている寺 豊かでりっぱな家 僧都の親しくしている家 一線⑨・⑤は尊敬語を含んでいますが、それぞれだれに対す 4 【敬語】 る、だれの敬意ですか。 導師 恵心僧都 □内に書きなさい。 に対する 恵心僧都 【理由】 線⑥は、わが子がどういうことをしているといったもの -5) 1 03 A ( )
2 次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。 ゑしんそうづ注1 恵心僧都たかくわりなき母を持ちたまひけり。志は深かりけれども、い

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