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まず、キラさんが考えた22.4というのは、何であったかというと、
 標準状態の気体は種類によらず22.4L/molであった、
 すなわち、標準状態の気体1molは22.4Lの体積を占めるということ、です。
塩酸は気体ですか?違いますよね。だから、塩酸40.0mLから22.4Lを用いてmolを求めることは無理です。

代わりに、今回は発生した水素の体積は標準状態で0.896Lだとグラフからわかります。
 ※標準状態かどうかは問題文に書かれてます
水素は気体だから、22.4が使えます。水素0.896Lは何molですか?
  1mol:22.4L=◻️mol:0.896 ◻️=0.896÷22.4=0.0400mol
すなわち、今回は0.0400molの水素が発生したそうです。

化学反応式の係数の関係は物質量の比を表すから、今回の化学反応式の係数より、
 1molの亜鉛は2molのHClと反応した結果、2molの塩素と1molの水素を発生するらしいです。
すなわち、1molの亜鉛からは1molの水素が発生するらしいから、
 0.0400molの水素が発生したということは、0.0400molの亜鉛が反応した、ということ。
0.0400molの亜鉛は何gですか?
 亜鉛のモル質量は65.4g/molだから、亜鉛0.0400molは、
  (1mol:64.5g=0.0400mol:◻️g ◻️=)64.5×0.0400=2.58=約2.6g

また、亜鉛0.0400molが反応したということは、HClは何mol反応してますか?
 1molの亜鉛は2molのHClと反応するから、亜鉛0.0400molが反応したということは、
 HClは0.0400×2=0.0800mol反応したということになる。

続く

たこ焼き

今回、0.0400molの水素を発生させるために加えた塩酸の量は、40.0mLだった。
すなわち、塩素40.0mLにHClは0.0800mol含まれていないといけない。
このような塩酸のモル濃度を求めないといけない。
モル濃度とは、溶液1Lに含まれる溶質のmolを表したものだったから、
 塩素40.0mLにHClは0.0800mol含まれている、ということは
  40.0mL:0.0800mol=1000mL:◻️mol
         ◻️=0.0800×1000÷40.0
           =2.00mol
すなわち、今回用いた塩酸のモル濃度は2.00mol/L

分からなければ質問してください

キラ

ありがとうございます。
今日は遅くなってしまったので明日じっくり読みます。また分からなかったら質問します。ありがとうございます

キラ

丁寧な解説ありがとうございました。
塩酸のmolを求めたい事しか頭に無かったので、塩酸の単位がmLであるからって勝手に22.4Lで求めようとしてました。
気体の時しか使えないんですね💦
ありがとうございました。とても分かりやすかったです^^

キラ

ごめんなさい。他の問題解いてたら聞きたいことが出来たので質問します。
気体の時に22.4L/mol を使えるということだと思うのですが問題文に0℃、1.013×10^3Pa(標準状態)ときたら、22.4L/molを使えって事で良いですか?
56mlの二酸化硫黄のmolを求める問題で最初原子量でmolを求めようとしたのですが単位がmlなので、そこで22.4使うんだと気づけたんですが、気になったので質問しました

たこ焼き

そうですよ。
問題文に0℃、1.013×10^3Pa(標準状態)と書かれていて、気体が与えられていたら、22.4を使うだろうな、という感じです。
56mlの二酸化硫黄のmolを求める問題で最初原子量でmolを求めようとしたそうですが、
56mLを二酸化硫黄の原子量で割ってもmolは求まりませんね

キラ

ありがとうございます😊

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