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基礎事項
水素イオンの量と水酸化物イオンの量が等しくなったとき、水溶液は中和する。
すなわち、
中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』
これを言い換えると、
a×c×v/1000=a'×c'×v'/1000 ・・・①
a,a':酸、塩基の価数
c,c':酸、塩基の水溶液のモル濃度[mol/L]
v,v':酸、塩基の水溶液の体積[mL]
今回用いた酸は、酢酸で、酢酸の価数は1価、酢酸のモル濃度は◻️mol/L、
使用した酢酸の体積は25mLですよね。
また、今回用いた塩基は水酸化ナトリウムで、水酸化ナトリウムの価数は1価、水酸化ナトリウムの濃度は0.10mol/L、使用した水酸化ナトリウムの体積は10.5mLですよね。
これを①に当てはめると、
1×◻️×25/1000=1×0.10×10.5/1000
0.025×◻️=0.00105
◻️=0.042
=4.2×10^-2
よって、測定に用いた酢酸の濃度は4.2×10^-2mol/L
分からなければ質問してください
覚えるのは『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』になった時に中和する、ということ。
酸の水素イオンの物質量がa×c×v/1000で表せる理由が分からなければ質問してください。