慣れないうちは
質量(g)
体積(L)
物質量(mol)
アボガドロ数(個/mol)
モル質量(g/mol)
モル体積(L/mol) の単位(例えばg/molなど)だけ覚えればいいでしょう.
例えば、これまでの分数の計算のようにg(グラム)というのは
g=mol×(g/mol)なので
(質量)=(物質量)×(モル質量)
また、
L/mol=L÷molなので
(モル体積)=(体積)÷(物質量)
も確認できますね.
これらの公式の簡単な覚え方はありませんか?🥹
こんがらがってしまうのでなにか良い覚え方があれば教えて頂きたいです😣
慣れないうちは
質量(g)
体積(L)
物質量(mol)
アボガドロ数(個/mol)
モル質量(g/mol)
モル体積(L/mol) の単位(例えばg/molなど)だけ覚えればいいでしょう.
例えば、これまでの分数の計算のようにg(グラム)というのは
g=mol×(g/mol)なので
(質量)=(物質量)×(モル質量)
また、
L/mol=L÷molなので
(モル体積)=(体積)÷(物質量)
も確認できますね.
公式の覚え方というか、公式は用いないで比例でやる方が混乱しないと思いますよ
公式だと忘れてしまいますし
公式は用いないで比例でやる方教えましょうか?
問題があるとその問題を使って解説しますよ
ありがとうございます!ぜひお願いしますm(_ _)m
遅くなりました。すいません。
❮基礎事項①❯
質量[g]と物質量の関係について聞かれたら、モル質量[g/mol]を思いつく。
※モル質量は原子量、分子量、式量にg/molをつけて表したもの
モル質量とは単位からもわかるように、物質1molの質量[g]のことです
原子量は教科書や問題に書かれているはずです
(1)【銀135[g]は何molか】
銀の原子量は108である。すなわち、銀のモル質量は108g/molです。
すなわち、銀1molの質量は108[g]です。では、銀135[g]は何molか?
1mol:108[g]=◻️mol:135[g]
108×◻️=135 ←a:b=c:dが成り立つとき、bc=adが成り立つことを利用
◻️=135/108=1.25[mol]
すなわち、銀135[g]は1.25molである。
(2)【3.2gのメタンCH₄は何molか】
メタンCH₄の分子量はCの原子量が12、Hの原子量が1.0だから、12+1.0×4=16である。
すなわち、メタンのモル質量は16g/molです。すなわち、メタン1molの質量は16gです。
では、メタン3.2[g]は何molか?
1mol:16[g]=◻️mol:3.2[g]
16×◻️=3.2
◻️=3.2/16
=0.20[mol]
すなわち、メタン3.2[g]は0.20molである。
(3)【11.7gの塩化ナトリウムNaClは何molか】
塩化ナトリウムNaClの式量はNaの原子量が23、Clの原子量が35.5だから、
23+35.5=58.5である。すなわち、塩化ナトリウムのモル質量は58.5g/molです。
すなわち、塩化ナトリウム1molの質量は58.5gです。
では、塩化ナトリウム11.7gは何molか?
1mol:58.5[g]=◻️mol:11.7[g]
58.5×◻️=11.7
◻️=11.7/58.5
=0.20[mol]
すなわち、塩化ナトリウム11.7[g]は0.20molである。
(4)アルミニウムAl 3.0molの質量
アルミニウムの原子量は27である。すなわち、アルミニウムのモル質量は27g/molです。
すなわち、アルミニウム1molの質量は27[g]です。
では、アルミニウム3.0molは何gか?
1mol:27[g]=3.0mol:◻️[g]
27×3.0=◻️×1
◻️=81[g]
すなわち、アルミニウム3.0molは81[g]になる
別に、アルミニウム1molの質量が27[g]だから、アルミニウム3.0molは27×3.0で求まるとわかる場合は、比例式をたてなくても、良いですよ
(5)【0.25molのアンモニア分子に含まれるアンモニア分子は何gか】
アンモニアNH₃の分子量は、Nの原子量が14、Hの原子量が1.0だから、
14+1.0×3=17である。
すなわち、アンモニアのモル質量は17g/molです。
すなわち、アンモニア1molの質量は17gです。
では、アンモニア0.25molは何gか?
1mol:17[g]=0.25mol:◻️[g]
17×0.25=◻️
◻️=4.25[g]
=約4.3
すなわち、アンモニア0.25molは4.3[g]である。
❮基礎事項②❯
個数と物質量[mol]の関係について聞かれたら、アボガドロ定数6.0×10²³/molを思い付く(問題に書かれているはず)
アボガドロ定数は単位を見たらわかるように、1molに含まれる原子や分子の数は6.0×10²³個である、という意味である。(正確に言えば、原子や分子の6.0×10²³個の集団を1molとする)
(1)【3.0×10²³個の酸素分子は何molか】
アボガドロ定数より1molに含まれる分子の数が6.0×10²³個であるから、
3.0×10²³個の酸素分子の物質量は
1mol:6.0×10²³個=◻️mol:3.0×10²³個より、
6.0×10²³×◻️=3.0×10²³
◻️=0.50
よって、答えは0.50mol
(2)【1.5mol水分子に含まれる水分子は何個か】
アボガドロ定数より1molに含まれる分子の数が6.0×10²³個であるから、
1.5mol水分子に含まれる水分子の数は
1mol:6.0×10²³個=1.5mol:◻️個より、
6.0×10²³×1.5=◻️
◻️=9.0×10²³
よって、答えは9.0×10²³個
(3)【3.0molの水分子に含まれる水分子は何個か】
アボガドロ定数より1molに含まれる分子の数が6.0×10²³個であるから、
3.0mol水分子に含まれる水分子の数は
1mol:6.0×10²³個=3.0mol:◻️個より、
6.0×10²³×3.0=◻️
◻️=18×10²³
=1.8×10²⁴
よって、答えは1.8×10²⁴個
(4)【1.5×10²³個のアンモニア分子は何molか】
アボガドロ定数より1molに含まれる分子の数が6.0×10²³個であるから、
1.5×10²³個のアンモニア分子の物質量は
1mol:6.0×10²³個=◻️mol:1.5×10²³個より、
6.0×10²³×◻️=1.5×10²³
◻️=0.25
よって、答えは0.25mol
❮基礎事項③❯
気体の体積[L]と物質量の関係について聞かれたら、標準状態の気体は種類によらず
22.4L/mol(書かれているはず)であったことを思い付く。
すなわち、標準状態の気体1molは22.4Lの体積を占めるということ
(1)【標準状態で11.2Lは何mol?】
では、11.2Lは何mol?
1mol:22.4L=◻️mol:11.2L
22.4×◻️=11.2
◻️=11.2/22.4=0.50[mol]
よって、答えは0.50mol
(2)【標準状態で5.6Lの酸素O₂は何molか】
標準状態の気体1molは22.4Lの体積を占めます。
では、5.6Lは何mol?
1mol:22.4L=◻️mol:5.6L
22.4×◻️=5.6
◻️=5.6/22.4=0.25[mol]
すなわち、標準状態の酸素5.6Lは0.25[mol]である。
(3)【0.25molのメタン分子CH₄は何Lか】
標準状態の気体1molは22.4Lの体積を占めます
では、0.25molのメタンは何Lですか?
1mol:22.4L=0.25mol:◻️L
22.4×0.25=◻️
◻️=5.6L
分からなければ遠慮なく質問してください
詳しくありがとうございます(_ _)理解できるようにがんばります..
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ありがとうございます!!