✨ ベストアンサー ✨
結論から言うと,ダメです.
生き物がどうすれば同じ場所で共存し続けられるのか.という話題展開に対して,筆者は,“そう,”と言い出して,その後に答えを述べ始めています.ですから,そう,の後からそのまま筆者の主張です.
“できるだけ他と競合しない,異なった習性や特徴を持てばいい”
この文章は,できるだけという言葉が入ることによって,「完全に競合しないなんて無理だけど,せめて,...」という意味になります.できるだけ,が無いとこのニュアンスが含まれなくなり,筆者の主張が変わってしまいます.ですから不適です.
現代文を正確に読みたいのならば,“感情”“自己投影”をしてはいけません.筆者の主張をまとめるのですから,文章を若干補わないといけない時が来ても,自分の勝手に考えたことを書くのはいけません.あくまで冷静に.
この文も冷静になれば,“そう,”の後からが主張だと分かるはずです.大切なのは文構造,具体例と主張,などと言ったものをしっかりと把握すること.
本を読んだり,解答解説の論理の流れを理解したりすることが国語力向上につながります.(やみくもに読むのではなく,しっかり考えを整理しながら読みましょう.)
厳しい言葉遣いをしますが,国語はしっかりと論理の流れ,文構造を読み取ることができたら,問題に対する答えは必ず1つに決まります(少なくとも記号問題,抜き出し問題は.).ですから,しっかりと文構造を理解すること.
“答えが1つに絞れない”というのは,“何となく理解したけど...”という状態です.
なるほど!凄くわかりやすいです!!ありがとうございます