1 身近な物理現象
1 光の性質
透明な物質中での光の進み方について調べた。 次の(1)~(3) に答えなさい。
(1) 図1のように, 水中に光源を置き、水面に向けて光を当てた。 水面と光の進む向きのつ
くる角度が30℃のとき, 屈折する光は観察されなかった。 このことについて説明した次の
文中の① には数値を,②には最も適当な
ことばを書け。
(1)
図1において屈折する光はなく、反射角①で反射する光だけが観察された。 この現
象を② という。
(2) 図2のように, 実験台上に直方体の透明なガラスを置き, その後ろにチョークを立てた。 図3
図3は図2を真上から見たときの位置関係を示している。 図3の点Pの位置からガラスを
通してチョークを観察すると、どのように見えるか。 次のアーエから1つ選び、その記号
を書け。 ア
イ
ウ
エ
2
(3) 図4のように, 半円形レンズの半円の中心方向へ光を入射した。 光がレンズ中を進み、
境界面で屈折し空気中へ出ていく道筋を図4に実線でかき入れよ。
図4に記入
ウ F
図2
ガラス
2 凸レンズによってできる像
右の図のように, 凸レンズを光学台に固定し, 物体Aとスクリーンを光学台の
上で動かすことができるようにしておく。 物体Aと凸レンズの距離をa, 凸レン
ズとスクリーンの距離をbとする。 図において, aとbがともに20.0cmになる 光学台 I
ようにして物体Aとスクリーンを置いたとき、 スクリーンに物体Aと同じ大きさ
の実像ができた。 次の(1), (2) に答えなさい。
(1) 実験で用いた凸レンズの焦点距離は何cmか。
ガラスー
物体A
凸レンズ
30
光
a
<鹿児島〉
チョーク
半円の中心
木
チョーク
実験台
点P
境界面
スクリーン
(2) 次のア~エのうち, スクリーンにできる物体Aの実像が最も大きくなるときのaとして,適当なものを1つ選び,
その記号を書け。
cm.
ア 35.0cm イ 25.0cm ウ 15.0cm エ 5.0cm
3 音の性質
太郎さんは, おんさの音を, マイクロホンを使ってコンピュータに入力し、 音の大小と高低
について調べた。 最初に, おんさを鳴らして調べたところ, コンピュータの画面には、 右の図 WWA
のように表示された。 画面の左右方向は時間経過を表し, 上下方向は振動のはばを表している。
次の(1), (2) に答えなさい。
(1) 最初に調べたおんさを, 最初よりも大きな音で鳴らしたとき, コンピュータの画面はどのように表示されるか。
次のア~エから最も適切なものを1つ選び, 記号で書け。 ただし, アーエの画面の日盛りのとり方は,
上の図とすべて同じである。
ア
イ
I ▬▬▬▬▬|||||
<岐阜>
TALY
12
-
ALAT htioitat
CATATAVINTON
WW
EIXEINA VAL
▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬
H
▬▬▬▬
(2) 最初に調べたおんさより高い音が出るおんさを 最初と同じ大きさの音で鳴らしたとき, コンピュータの画面は
どのように表示されるか。 (1) のア~エから最も適切なものを1つ選び,記号で書け。 ただし, アーエの
画面の目盛りのとり方は,上の図とすべて同じである。
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