歴史
中学生

民主主義と社会主義の違いを教えてください!
また、世間一般的に社会主義が悪いとされているのでしょうか?

回答

民主主義は政治原理の一種で国民が主権を握る国の動かし方のことです。一方で、社会主義は資本主義に対する経済思想で私有財産の所有を禁止し、生産手段を共有することで国民全体が平等になることを目指します。
社会主義はマルクスという思想家が考え出したものです。彼は経済体制は資本主義→社会主義→共産主義の順に進化していくだろうと考えました。しかし、実際に社会主義体制を作っていくことは極めて困難で、多くの国ではあまり上手くいっておらず、クーデターで資本主義体制に変わってしまった国もあります。
「世間一般的に社会主義が悪いとされている」理由は我々が資本主義の国に住んでいるからだと思います。東西冷戦の際、アメリカとロシアを中心として資本主義国家と社会主義国家がいがみ合いました。この際、資本主義国家は社会主義国家を、社会主義国家は資本主義国家を批判しました。このとき国民に広く広まった考え方が今も浸透していて少なくとも資本主義国家の側では「社会主義は悪い!!」ということになっているのだと思います。

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