回答

✨ ベストアンサー ✨

質量と重さの違いについて簡単にご説明します。
質量とはモノが持っている値で、重さとは質量のあるモノに働く重力の大きさ、と考えればよろしいかと思います。地球上で質量が600gのモノは月面でも質量600gです。つまり、質量は変化しません。しかし月面ではモノにかかる重力が約6分の1になるので、モノにかかる重力の大きさを表す「重さ」は6分の1になるのです。1枚目の図を見てみましょう。地球上でばねばかりは6Nとなっていますが月面では1Nとなっています。N(ニュートン)は力の大きさです。つまり、ばねばかりは重さをはかる器具だということです。次に天秤を見ましょう。地球上、月面どちらも600gの分銅と釣り合っています。この「600g」というのは質量です。前述の通り質量は月面でも変化しません。地球上では質量600gのモノには6Nの重力(重さ)が働くので、地球上天秤では双方の皿に6Nの力が働いて、釣り合います。月面では質量600gのモノには1Nの重力(重さ)が働くので、月面天秤の双方の皿に1Nの力が働いて、釣り合います。
お分かりの通り、質量の単位はg、重さの単位はNとしてご説明しました。しかし重さの単位はもうひとつあり、キログラム重(kgw、欧米だとkgf)と言います。これは「質量○○kgの物体の重さ(かかる重力)を○○kgwとする」と言ったもので質量の時と数字が変わりません。しかし、テストなどではNが主に出題されると思いますのでそちらに慣れた方がよろしいかと思います。
ご質問に答えるとするならば、「月面では600gで釣り合っている、600kgwで釣り合っている、1Nで釣り合っている」の3通りは全てほぼ同じことを意味します。

鉛蓄電池

最後の「600kgwで釣り合っている」は誤りです。正しくは「0.6kgwで釣り合っている」です。訂正しお詫び申し上げます。

奈 央

ほんっっっとうに分かりやすかったです🤧🤧🤧
また教えて頂きたいです!✨

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